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総-6○診療報酬基本問題小委員会からの報告について (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00185.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第544回 5/10)《厚生労働省》
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・医師の働き方改革により救急体制の充実が難しい。
・救急告示を受けておらず、かかりつけ患者のみの救急受診対応によるため。
・専門病院のため救急患者を受け入れていない。
● 入院症例の特徴
・受け入れる患者像が救急医療入院に該当しないため。
・二次救急医療機関のため、救急医療管理加算の対象となる患者は搬送されるもの
の、早期・短期に集中的治療が必要な患者が少ない。
・患者の多くが高齢者であり、機能や生命予後を優先した患者の身体的負担が少ない
検査や治療を提案していることもある。
・小児専門病院のため、救急時に使用する薬剤量等の医療資源が成人と比較して少な
いと思われる。
● 救急医療加算について
・救急医療管理加算の算定の対象となる患者が増えにくい。
・主に通院中の患者が急変等で緊急に入院を必要とする重症と判断した場合に救急医
療管理加算を算定している。
【ヒアリング概要】
○ 近隣に急性期病院が多く、救急患者受入れについての競合が激しい。また、緊急
の手術やカテーテル検査・治療等、入院後に医療資源を十分に投入できる疾患の受
け入れができておらず、救急医療管理加算が算定できていない。
(E)地域医療係数
<地域医療係数が高い値を取る背景>
・公的病院としての役割が多岐に渡る。
・地域の中核病院として、5疾病5事業等における急性期入院の役割を担っている。
・医療圏で最大規模の医療機関であるため。
・2次医療圏における唯一の総合病院であるため。
・2次医療圏を担う小児急患センターを併設していることもあって、患者が集中す
る。
・地域に小児を入院で診られる病院が他にないため。
【ヒアリング概要】
○ 救急、災害医療、周産期医療等、地域における中核病院としての役割を担ってお
り、他の医療圏までカバーしている分野もある。一方で、地域事情から急性期機能
以外に、回復期や外来機能も持つ必要がある。
<地域医療係数が低い値を取る背景>
・専門病院、単科病院のため、評価項目に該当しづらい。
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