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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (7 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1023381.html
出典情報 (第116回)東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第116回 3/30)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

3 月 30 日 第 116 回モニタリング会議のコメント
き続き都⺠に周知する必要がある。
イ)都は、感染状況等を踏まえ、4 月 1 日からは 9 か所、4,215 室(受入可能数 3,064 室)を引き続き確保し、東
京都医師会・東京都病院協会の協力を得て、宿泊療養施設を運営することとしている。
東京都は、重症者用病床の利用状況のモニタリングを一層重点化するため、重症患者数(人工呼吸器
又は ECMO を使用している患者数)及びオミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床に入院する患者数
(特定集中治療室管理料又は救命救急入院料を算定する病床の患者数及び人工呼吸器又は ECMO の装着又はハ
イフローセラピーを実施する患者数の合計)も併せてモニタリングしている。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:新規陽性者数の 7 日間平均が、第 7 波と第 8 波の
間で最も少なかった 10 月 11 日から 3 月 27 日までの 24 週間に、新たに人工呼吸器又は ECMO を使用した患者数
と、10 月 11 日から 3 月 20 日までの 23 週間の新規陽性者数をもとに、その割合を計算(感染してから重症化するま
での期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算)している。

⑥−1
⑥ 重症患者数

(1) 重症患者数(人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数)は、前回の 4 人から 3 月 29 日時点で 3 人と
なった。年代別内訳は、30 代 1 人、70 代 2 人である。性別は、男性 3 人であった。また、重症患者のうち ECMO
を使用している患者はいなかった。
(2) 人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合は 0.04%であった。年代別内訳は 40 代以下 0.01%、50 代
0.04%、60 代 0.09%、70 代 0.28%、80 代以上 0.27%であった。
(3) 今週、新たに人工呼吸器又は ECMO を装着した患者は 2 人(先週は 3 人)
、離脱した患者は 2 人(同 7 人)

使用中に死亡した患者はいなかった(同 2 人)

(4) 今週報告された死亡者数は 16 人(70 代 4 人、80 代 6 人、90 代 5 人、100 歳以上 1 人)であった。3 月 29
日時点で累計の死亡者数は 8,057 人となった。
(5) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 10.0 日、平均値は 10.0 日であっ
た。
(6) 救命救急センター内の重症者用病床使用率は、前回の 71.6%から、3 月 29 日時点で 75.3%となった。
【コメント】
重症患者数は、3 人と低い値で推移しているものの、新型コロナウイルス感染症は、あらゆる年代で重症患者
が発生しており、引き続き今後の推移に注意が必要である。
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