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【参考資料1】評価シート(1)~(5) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31947.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第215回 3/16)《厚生労働省》
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【評価シート】
事業番号

(3)

調 査 名

介護保険施設における医療及び介護サービスの提供実態等に関する調
査研究事業
介護保険施設の基本情報、施設サービスの実施状況、介護報酬の算定状況、利
用者の医療ニーズや医療提供、口腔衛生の管理、栄養ケア・マネジメントの実態
等を調査し、その上で、令和6年度診療・介護報酬改定に向け、令和3年度介護
報酬改定における見直しによる影響の分析やサービス間の比較等を通じ、給付調

検 討 課 題 整も含め、各施設の機能のさらなる強化に向けた課題を明らかにすることであ
る。また、介護療養型医療施設等に対する調査により、介護医療院等への移行予
定を把握し移行に向けた課題についても検討する。

検討すべき課題の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

令和6年度診療・介護報酬改定に向け、介護保険施設の機能の強化に必要な課題を把握す
ることが重要であり、そのために令和3年度介護報酬改定後の介護保険施設における医療及
び介護サービスの提供実態を把握することが必要となる。また、2023 年度末の介護療養型
医療施設の廃止期限を踏まえつつ、2024 年 4 月の病床移行予定を把握することも必須の課
題であり、本調査における課題設定は妥当と考えられる。

検討課題から見た対象の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

令和3年度介護報酬改定の影響を受けた介護保険施設及び介護医療院等への移行に関係す
る介護療養型医療施設等を対象としおり、調査対象は妥当と考えられる。

検討課題からみた方法論の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

各施設の傾向を把握するために多くの施設の現状を把握可能なアンケート調査を実施し、
回収率を高めるための web 回答を併用するなど実態を把握するために有効な調査方法を選
択した。また、施設票に加えて、入所者、退所者、短期入所療養介護の利用者を対象とした
調査を行い、施設票と共通の項目を用いて実施したことで結果を比較することが可能とな
り、調査対象は妥当と考えられる。

結果及び結果から導かれる結論の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

施設横断的な医療区分の把握、入所前・退所後の居場所、提供可能な医療の状況等を把握
できた。また、令和3年度介護報酬改定の影響として、リハビリテーションについては、老
健施設の算定区分の変化、リハビリテーションの実施状況等を、口腔衛生については、管理
体制に関する計画の立案状況、歯科医師や歯科衛生士の関りの変化等を、栄養ケア・マネジ
メントについては、栄養マネジメントの実施状況、栄養マネジメント加算が廃止されたこと
による変化等を把握することができた。また、介護療養型医療施設と医療療養病床について
は、介護医療院等への移行状況を把握することができた。一部の設問については有識者より
「その他」回答の深堀が望まれるとの意見があり、今後の調査に繋げる必要がある。
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