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参考資料1 授業を実施した高等学校から提供を受けた資料 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00006.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第22回 3/13)《厚生労働省》
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公民科「公共」における薬害授業 学習指導案
1.日 時

令和5年1月 30 日(月) 第4時限(11:45~12:35)

2.場 所

野崎高校 普通棟4階 1年2組教室

3.学年・組・教科(科目) 第1学年2組(28 名)・公民科(公共)
4.単元(題材)名

薬害を学ぼう

5.単元(題材)の目標
(1)薬害とは何かを、副作用との違いに着目しながら理解する。
(2)薬害がなぜ発生したのかを、国・製薬会社・医療関係者・国民それぞれの立場から理解できるよう
になる。
(3)どうすれば薬害を防ぐことができるのかを、自分の言葉で表現できるようになる。
6.使用教材
・リーフレット「薬害を学ぼう」
(厚生労働省、令和4年改訂版)
→全生徒に配布するとともに、黒板右側のスクリーンにもリーフレットの内容を投影。
・厚生労働省の「薬害を学ぼう」のホームページに掲載されている被害者の声の動画
・授業用ワークシート(教員が作成)
・「薬害を学ぼう」のパンフレットをスクリーンに投影する。
7.教材観
『高等学校学習指導要領解説【公民編】

(平成 30 年 7 月告示)においては、薬害問題を「市場経済の
機能と限界」
(p.139)などの経済分野に関連して扱うことが想定されているが、生徒や学校の実態や前後
の指導内容との関連から、様々な分野で扱うことができると考えられる。
今回は、3 学期に「政治的教養を育む教育」の一環として実施した。社会保障の一部である医療の問題
は、常に、国民が選挙で投票する際に重視する政策項目としてあげられる。特に、歴史的にも医療に関す
る大きな社会問題となった薬害に関しては、様々な立場の関係者が相互に関わりあっており、国民が国
や企業の動向をチェックし、関心を持ち続けることが重要である。薬害を通して、生徒たちの政治につい
ての関心を高め、政治に向き合う態度の育成につなげることができると考える。
※令和4年度の1年生については、
「政治的教養を育む教育」を公民科「公共」の授業内で行った。
①18歳選挙権 選挙に行こう
②選挙の種類と投票方法を学ぼう
③投票先を判断するための情報の集め方を学ぼう
・どのようなことが争点になるのか(物価、消費税、雇用、教育、経済格差、防衛…)
⇒それらの一つとして「薬害」について学ぶ。
・インターネット、選挙公報などを利用して候補者や政党の情報を集めよう
④模擬選挙の実施
…実際の投票用紙、投票箱を使用(大東市選挙管理委員会事務局より借用)

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