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資料1-1_これまでの議論について医療DXの議論を踏まえた整理 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31613.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループ(第7回 3/9)《厚生労働省》
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医療DXに関する施策の現状と課題②
(電子カルテ情報の標準化等)

第1回医療DX推進本部 幹事会
(令和4年11月24日)資料2 一部改変

現状


電子カルテについては、ベンダーごとに異なる情報の出入力方式が採用されており、異なるベンダーの電子カルテを
導入している医療機関の間では、情報の共有が困難。
➣ これまで、データヘルス改革において、電子カルテ情報の標準化を進めるべく取り組んできており、令和4年3月に、
医療現場における有用性等の観点を踏まえ、まずは3文書6情報(※)について、情報の共有にあたっての標準規格を
決定(厚生労働省標準規格)。
(※) 3文書:①診療情報提供書、②退院時サマリー、③健診結果報告書
6情報:①傷病名、②アレルギー情報、③感染症情報、④薬剤禁忌情報、⑤検査情報(救急、生活習慣病)、⑥処方情報

課題
● 標準化されている情報の種類が限定的
● 電子カルテシステムを導入している医療機関が限定的

今般の医療DXの推進により実現すること


共有できる情報の範囲を広げるため、標準規格を定める情報の範囲を拡大
(令和4年度は、透析情報及び一部の感染症発生届について標準規格を定める予定)
➣ 医療機関にて作成される文書のうち行政手続に使用されるものを標準化・デジタル化し、
行政手続のワンストップ化の促進を検討
➣ 小規模な医療機関向けに、標準規格に準拠したクラウドベースの電子カルテ(標準型電子カルテ)
の開発を検討
○ 全国医療情報プラットフォームの拡大に寄与
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