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資料2-3 厚生労働省 御提出資料 (4 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2210_03medical/230306/medical07_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 医療・介護・感染症対策 ワーキング・グループ(3/6)《内閣府》
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科学的裏付けに基づく介護(科学的介護)とは
医療分野における「根拠(エビデンス)に基づく医療」(Evidence Based Medicine:EBM)
○ 「診ている患者の臨床上の疑問点に関して、医師が関連文献等を検索し、それらを批判的に吟味した上で患
者への適用の妥当性を評価し、さらに患者の価値観や意向を考慮した上で臨床判断を下し、専門技能を活用し
て医療を行うこと」と定義できる実践的な手法。

(医療技術評価推進検討会報告書, 厚生省健康政策局研究開発振興課医療技術情報推進,平成11年3月23日)
(Guyatt GH. Evidence-based medicine. ACP J Club. 1991;114(suppl 2):A-16.)

1990年代以降、医療分野においては、「エビデンスに基づく医療」が実施されている。
介護分野における取組み
○ 介護保険制度は、単に介護を要する高齢者の身の回りの世話をするというだけではなく、高齢者の尊厳を
保持し、自立した日常生活を支援することを理念とした制度。
○ 介護分野においても科学的手法に基づく分析を進め、エビデンスを蓄積し活用していくことが必要であるが、
現状では、科学的に効果が裏付けられた介護が、十分に実践されているとは言えない。
○ エビデンスに基づいた自立支援・重度化防止等を進めるためには、現場・アカデミア等が一体となって科学
的裏付けに基づく介護を推進するための循環が創出できる仕組みを形成する必要がある。

介護関連の情報の収集・分析、現場へのフィードバックを通じて、
科学的裏付けに基づく介護の普及・実践をはかる。
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