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資料2_第2回検討会における主なご意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24100.html
出典情報 ワクチンの流通情報の基盤整備に向けた検討会(第3回 2/25)《厚生労働省》
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主な意見 1/3
(ワクチン接種円滑化システム(V-SYS)について)
⚫ V-SYSは、新型コロナワクチンの接種用にカスタマイズされた形で作られており、市町村が実施する通常の定期接種にも対応させるに
は、システムの作り直しが必要となるくらい、大きな変更が必要になる。
➢ ワクチンの確保や流通の面では、定期接種ワクチンの場合、ワクチンの製造販売企業、医薬品卸売販売業者及び医療機関
の間で民間独自のシステムや方法により受発注等の売買が行われている一方、新型コロナウイルスワクチンについてはV-SYS
で一元的に流通の管理を行っており、運用が全く異なっている。

(自治体における接種実績把握方法)
⚫ 接種した月の分として取りまとめて実施主体の市町村に提出された予診票は、翌月に整理されてその月末までにパンチ入力されると
資料に書かれているが、接種月の翌月末までに入力しきれなかった例も過去にはあった。
それに対して、医薬品卸売販売業者から医療機関にワクチンを納入していただく段階の記録が、直近の状況に近い情報になると思う。
納入されてから実際に接種するまでには少しズレがあるが、医療機関側が先の分まで発注しなくても医薬品卸売販売業者から順次
配送されるため、医療機関への納入実績を把握することはとても大事な指標になる。
(民間データの活用)
⚫ 医薬品卸売販売業者間で相談できないことを踏まえると、医薬品卸売販売業者からデータを集約するよりも、民間企業が販売する
データを活用する方が、コストが少なくてスピードが早い。
⚫ これまで厚生労働省では、全国のデータを数ヶ月遅れで月次で示した上で、将来の見込みを提示することが精一杯だった。民間企業
が販売するデータを活用することによって全国ではなく都道府県ごとの細かい範囲でデータを得られ、さらに頻度の観点では月次ではな
く週次ごとにデータが得られるようになるため、それを安定的に低コストで運用できるならば、これまでと違った情報発信ができる可能性
がある。

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