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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (3 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1023166.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第114回 3/2)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

3 月 2 日 第 114 回モニタリング会議のコメント
新規陽性者数に占める割合は、30 代が 16.3%と最も高く、次いで 40 代が 16.1%となった。20 代から 50 代
の若年層・中年層が、依然として高い割合を示しており、引き続きその動向を注視する必要がある。

①−3
①−4

① 新規陽性者数

①−5

(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、先週(2 月 14 日から 2 月 20 日まで(以下「先週」という。)
の 1,356 人から、今週は 946 人に減少し、その割合は 14.3%から 14.5%となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 158 人/日から、3 月 1 日時点で 135 人/日に減少した。

【コメント】
新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は減少傾向が続いているものの、高齢者は、感染により、既存疾
患の悪化や誤嚥性肺炎を招く可能性があり、重症化リスクも高いことから、施設管理者は面会の実施に当たり、
面会者にマスクの着用を求めるなど、引き続き適切な感染防止対策を講じる必要がある。
オミクロン株が主流となった第 6 波以降、感染者数の増加に伴い、福祉施設、学校・教育施設及び医療機関
等での集団発生事例が多数報告されている。
新規陽性者数の 7 日間平均が第 7 波と第 8 波の間で最も少なかった 10 月 11 日を起点とし、2 月 19 日まで
に都に報告があった新規の集団発生事例は、福祉施設(高齢者施設・保育所等)2,098 件、学校・教育施設(幼
稚園・学校等)71 件、医療機関 343 件であった。
【コメント】
今週も複数の医療機関や高齢者施設等で、施設内感染の発生が報告されており、従事者や入院患者及び入所
者は、基本的な感染防止対策を継続する必要がある。都では、施設を対象として、直接相談を受ける専用窓口を
設置し、感染発生の有無を問わず、感染対策の相談や現地指導に幅広く対応している。

①−6

都内の医療機関から報告された新規陽性者数の保健所区域別の分布を人口 10 万人当たりで見ると、区部の
中心部からの報告数が多い傾向が見られる。

② #7119 における ②
発熱等相談件数

#7119 の増加は、感染拡大の予兆の指標の 1 つとしてモニタリングしてきた。都が令和 2 年 10 月 30 日に発
熱相談センターを設置した後は、その相談件数の推移と合わせて相談需要の指標として解析している。

(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 60.6 件/日から、3 月 1 日時点で 66.6 件/日となっ
た。また、小児の発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 25.3 件/日から、3 月 1 日時点で 27.1 件/日となっ
た。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 495 件/日から、3 月 1 日時点で約 534
件/日となった。
-3-