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資料3 香取構成員提出資料 (3 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai13/gijisidai.html
出典情報 全世代型社会保障構築会議(第13回)(2/24)《内閣官房》
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全世代型社会保障構築会議 報告書(2022年12月16日)抄
今後の高齢者人口の更なる増加と人口減少を見据え、かかりつけ医機能が発揮される制度整備は不可欠で
あり、その早急な実現に向けて、以下に整理した基本的な考え方のもとで、必要な措置を講ずるべきである。
その際には、国民・患者から見て、①一人ひとりが受ける医療サービスの質の向上につながるものとする必要
がある。
また、かかりつけ医機能が発揮される制度整備を進めるにあたっては、医療従事者、特に医師の育成やキャリ
アパスの在り方について、大規模病院の果たす役割も含めて検討すべきである。さらに、必要なときに迅速に
必要な医療を受けられるフリーアクセスの考え方のもとで、②地域包括ケアの中で、地域のそれぞれの医療機
関が地域の実情に応じて、③その機能や専門性に応じて連携しつつ、かかりつけ医機能を発揮するよう促すべ
きである。
かかりつけ医機能の定義については、現行の医療法施行規則13に規定されている 「④身近な地域にお
ける日常的な医療の提供や健康管理に関する相談等を行う機能」をベースに検討すべきである。
・ こうした機能の一つとして、日常的に高い頻度で発生する疾患・症状について幅広く対応し、オンライン資
格確認も活用して⑤患者の情報を一元的に把握し、⑥日常的な医学管理や健康管理の相談を総合的・継
続的に行うことが考えられる。そのほか、例えば、⑦休日・夜間の対応、他の医療機関への紹介・逆紹介、
在宅医療、介護施設との連携などが考えられる。
このため、医療機関が担うかかりつけ医機能の内容の強化・向上を図ることが重要と考えられる。また、こ
れらの機能について、⑧複数の医療機関が緊密に連携して実施することや、その際、地域医療連携推進法
人の活用も考えられる。
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