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2023年第6週(2月6日~2月12日; 2月13日現在)掲載日:2023年2月20日 (3 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2023年第6週(2月6日-2月12日、2月13日現在)(2/20)《国立感染症研究所》
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中国地方の 221 人で、他の地域は200 人を下回っている。全症例の 46%を関東地方と近畿地方が
占めている。関東地方は、第 2 週は 30%、第 3 週は 31%、第 4 週は 32%、第 5 週は 31%、第 6 週
は第 29%であった。近畿地方は、第 2 週は 16%、第 3 週は 17%、第 4 週は 17%、第 5 週は 17%、
第 6 週は 17%であった。
新規症例報告数の前週比は、すべての地域で 1 を下回った。前週比として、最も減少したのは沖縄県、
次いで九州地方であった。人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第 6 週では、人口 10 万対
71.5 人の減少であった。最も減少したのは、四国地方で 92 人の減少、最も減少が少なかったのは北
海道地方で、35 人の減少であった。
地域別の新規に届け出された診断時中等症以上であった症例は、第 6 週では東北地方で微増した以外、
その他の地方では減少であった。診断時重症であった症例は、すべての地方で減少であった。ただし、
直近の週は過小評価されている場合があり、前週との比較においては、遅れ報告を考慮するのが重要
である。中等症以上、重症の症例はレベルとしては、全ての地域で第 7 波のピークレベルを大きく下回
っている。
まとめ:第 6 週は、新規症例報告数は減少し、全ての年齢群と地域でも減少した。検査数、新規陽性者
数、検査陽性率も全て減少した。遅れ報告を考慮した新規の中等症以上及び重症の症例も減少し、新規
の入院例においても減少した。今後も複数の指標を用いて、状況・疫学の変化を迅速に捉え、リスク評
価と適切な対応につなげることが重要である。

レベル*











地域
北海道
東北
関東
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄県


トレンド
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少

レベル:人口 10 万対新規症例報告数が 15 未満は「低」、15~24 人は「中」、25 人以上は「高」と分類. トレンド:前週の新規
症例報告数との比較
~地域の定義~
東北: 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東: 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県
北陸: 新潟県、富山県、石川県、福井県
東海: 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
近畿: 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国: 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国: 徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州: 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

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