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資料3:【行政説明】保険者の予防・健康づくりについて(厚生労働省保険局医療介護連携政策課医療費適正化対策推進室) (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30129.html
出典情報 地域・職域連携推進関係者会議(令和4年度 1/19)《厚生労働省》
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被保険者数:68,462人 (令和元年9月末時点)
特定健診受診率:37.0% 特定保健指導実施率:21.7%(平成30年度時点)
計画書URL:https://www.city.otsu.lg.jp/shisei/keikaku/kenko/ken/1430964878103.html

滋賀県大津市

健診結果の説明会でのフィードバックと学区担当保健師によるフォローの推進
取組の
ポイント

 集団健診の結果のフィードバックを郵送ではなく、結果説明会への参加をデフォルトにして
いる。結果説明会に来られなかった方に限定して、結果通知を郵送している。
 試験的に一つの会場で結果説明会を開催し、好評であったことから、市内全域に対象
会場を拡大している。
 結果説明会には学区担当保健師も同席し、その後の個別支援へと円滑につなげている。
取組の経緯・背景

取組内容
<実施内容>
 集団健診の結果のフィードバックを郵送ではなく、結果説明会への
参加をデフォルトにしている。結果説明会の案内を健診当日に参
加者全員にチラシで周知し、説明会に当日来られなかった方に限
定して、結果通知を郵送している。
 結果説明は、保健指導の対象でない方も含めすべての受診者に
対して、説明会の場で一人15分程度の時間をとって実施してい
る。その上で、結果が悪い場合には、指導・受診勧奨を行っている。
令和元年度の結果説明会来場人数は463人(参加率54%)で
ある。
 現在は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、一部会場に
おいては全て郵送でのフィードバックへと一時的に戻している。
<成果/実施によって変わったこと>
 専門職がデータを読み解いて説明してくれること、対話の中で生活
の振り返りができ生活改善目標まで設定できること等から、参加
者から好評を得ている。
 本取組により、特定保健指導実施率についても12.0%(平成
28年度)から21.7%(平成30年度)に向上している。
データヘルス計画に基づく保健事業の実態調査等事業

 平成30年度に試験的に一つの会場で結果説明会を開催したと
ころ、被保険者から好評が得られた。また、保険者としても、その
場で保健指導の初回面接が実施できる、必要な生活指導・受
診勧奨等を対面で実施できる 等のメリットがあることが確認でき
た。
 そのため、令和元年度からは市内全域に対象会場を拡大し、結
果説明会を開催している。
 市の保健師が健診結果を読み解き、個に合わせた保健指導の
力量を付けていくことで、本来の予防活動ができると考えているこ
とから、マンパワーをかけてでも本取組を推進している。
取組を進める上での工夫
 健診結果フィードバック後に必要に応じて個別支援へと円滑につ
なげていくために、結果説明会には会場地域を担当する学区担
当保健師も同席している。学区担当保健師の保健指導の力量
向上のため、その他の国保事業の保健事業の場面においても積
極的に参画してもらえるよう事業を組み立てている。

https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000765803.pdf

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