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2023年第1週(1月2日-1月8日、1月9日現在) (3 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2023年第1週(1月2日-1月8日、1月9日現在)(1/16)《国立感染症研究所》
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第 52 週は 15%、第 1 週は 16%であった。新規症例報告数の前週比は、すべての地域で 1 以上であ
った。最も前週比が高かったのは沖縄県、ついで中国地方であった。
人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第 1 週では、人口 10 万対 126.5 人の増加であっ
た。最も増加が多かったのは九州地方で 263 人の増加、次いで中国地方で 254 人の増加であった。
減少したのは、北海道のみで 1 人の減少であった。
地域別の新規に届け出された診断時中等症以上であった症例は、第 1 週は中国地方、四国地方で増加、
その他の地方では減少であった。診断時重症であった症例は、中国地方、沖縄県で微増したが、その他
の地方では横ばいから減少であった。ただし、直近の週は過小評価されている場合があり、前週との比
較においては、遅れ報告を考慮するのが重要である。中等症以上、重症の症例はレベルとしては、第 7
波のピークレベルを下回っているが、引き続き動向を注視する必要がある。
まとめ:2023 年第 1 週は、前週から一転して新規症例報告数は増加に転じた。学童期(5-9 歳と 10
代)で報告数が減少したが、それ以外の年齢群で増加し、北海道以外の地方で症例報告数は増加した。
なお、検査数が減少したにもかかわらず、新規陽性者数が増加した。遅れ報告を考慮した新規の中等症
以上および重症の症例も微増し、第 7 波のピークレベルを上回っている死者数も増加した。今後も複数
の指標を用いて、状況・疫学の変化を迅速に捉え、リスク評価と適切な対応につなげる事が重要である。

レベル*











地域
北海道
東北
関東
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄県


トレンド
横ばい
増加
増加
増加
増加
増加
増加
増加
増加
増加

レベル:人口 10 万対新規症例報告数が 15 未満は「低」、15~24 人は「中」、25 人以上は「高」と分類. トレンド:前週の新規
症例報告数との比較
~地域の定義~
東北: 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東: 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県
北陸: 新潟県、富山県、石川県、福井県
東海: 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
近畿: 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国: 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国: 徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州: 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

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