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資料3-3 西浦先生提出資料 (163 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第113回 1/11)《厚生労働省》
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英国のサーベイ及びSIRSモデルから理解される要点

1.COVID-19の自然感染が進んだ国々(例.英国)で、流行が終わっているわ
けではない

2.そういった国々(例.英国)では、エンデミック化(常在化)しつつ、流行を繰
り返している
3.そういった国々(例.英国)では、慢性的に救急医療や外来医療のサービス
が逼迫し、それが継続している。パンデミック前に比して倍程度の平均的な救
急車待機期間が継続している。慢性的に超過死亡が増えるリスク下にある。
4.上記のエンデミック化が起こった中で、上記リスクを覆すような抜本的な解
決として期待されているものは未だ存在しない

5.緩和が起こると自然感染増が起こるだけでなく、接触率が増加して実効再
生産数が上がる。高い実効再生産数が継続すると、それに対応したエンデミッ
ク化した感染リスク(Prevalence)で固定される可能性が高くなる
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