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資料 1 :小坂参考人報告資料(研究班報告:口腔の健康と全身の健康の関係性) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29265.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第10回 11/25)《厚生労働省》
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歯を失うと認知征になるメカニズムを明らかに
男性では人との交流、 女性では果物・野藤の摂取が大きく影響
口腔の健康状態の悪化が認知症発症に影響する可能性が指摘されていますが、これまでそのメ
カニズムに関する人を対象とした研究はぼほとんどありませんでした。 そこで人との交流など
の社会的な要因や、野菜や果物提取といった栄養に関する要因が、口腔の健康状態と認知
症発征の間のメカニズムになるか調べました。
調査の結果、 歯の喪失と認知症発症との間に有意な関連が見られ、その関連を友人・知人
との交流人数といった社会的な要因や、野菜や果物の摂取などの栄養に関する要因が部分
的に説明することが分かりました。 特に男性では、友人・知人との交流人数が口

腔と認知症と
の関係を13.79%、女性では野菜や果物取が8.45%説明 し、大きな役割を果たしていまし

た。歯をできるだけ残すことは、 家族や友人との社会関係を維持することにもつなが
末槍状態を通じて、 認知症発症予防に寄与している可能性があります。
本研究成果は、 11月19日にJournal of Dental Researchにて公表されました。

り、 また良好な

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