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資料1-2:糖尿病の医療体制構築に係る現状把握のための指標について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29231.html
出典情報 腎疾患対策及び糖尿病対策の推進に関する検討会(第2回 11/18)《厚生労働省》
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「糖尿病入院」定義についての検討
• 概念上の課題
• 糖尿病入院は「プロセス」なのか「アウトカム」なのか
(第1回検討会における植木副座長からのご発言)
• 他国では、糖尿病は、血糖増悪など、avoidable hospitalizationと
して考えられており、アウトカム指標と考えられている
• 一方、本邦では、以前より糖尿病教育入院が行われており、プロ
セスとしての側面が強いとも考えられる
• OECDの定義は糖尿病(E10-E14)による入院と大まかに括られて
おり、これらの要素が混ざったものとなっている

• OECDの定義の中に「低血糖入院」が一部含まれていない
• アウトカム指標とするのであれば、インスリン低血糖、医原性低
血糖症などもふくまれるべきであるが、これらはE16であり、OECD
の定義に含まれていない
• 一方、糖尿病性低血糖性昏睡(E140)など含まれているものもあ


• 糖尿病足病変が一部含まれていない
• アウトカム指標として含めることも考慮され、糖尿病足壊疽、糖尿
病足潰瘍などはE14に含まれているが、一方で、下肢の潰瘍
(L97)、皮膚の慢性潰瘍(L984)などが含まれていない
• OECD指標では、足切断は別項目として扱われている
厚生労働科学研究 【糖尿病の実態把握と環境整備のための研究】国立国際医療研究センター事務局作成

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