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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (7 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022487.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第107回 11/17)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

11 月 17 日 第 107 回モニタリング会議のコメント
に占める割合は前回の 11.9%から 12.7%となった。
(3) 今週新たに⼊院した患者数は、先週の 897 人から 1,194 人となった。また、⼊院率は 2.3%(1,194 人/今週の
新規陽性者数 52,502 人)であった。
(4) 都は、各医療機関に要請する病床確保レベルをレベル 1(5,283 床)としており、11 月 16 日時点で、新型コ
ロナウイルス感染症のために確保を要請した病床の使用率は、前回の 36.8%から 43.7%となった。また、稼働
病床数は 4,417 床、稼働病床数に対する病床使用率は 55.9%となっている。
【コメント】

ア)⼊院患者数は 4 週間連続して増加している。通常医療とのバランスを保ちながら、重症患者や、中等症以下
の患者の中で特に重症化リスクの⾼い者など、⼊院治療が必要な患者が⼊院できる体制を強化する必要がある。

イ)都では、⾼齢者の受⼊れ強化を図るため、11 月 8 日から酸素・医療提供ステーションにおける患者の受⼊れ
を、従前の「要介護 1 まで」から「要介護 2 まで」とするなど、対象を拡大した。
ウ)今冬は、季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されており、発熱外来、オ
ンライン診療の拡充など、医療提供体制を強化していく必要がある。
エ)⼊院調整本部への調整依頼件数は、11 月 16 日時点で 203 件に大きく増加した。⾼齢者や併存症を有する者

⑤ ⼊院患者数

など、⼊院調整が難航する事例が生じている。
⑤−2

11 月 16 日時点で、⼊院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 33%を占め、次いで 70 代が約 20%
であった。
【コメント】
⼊院患者のうち重症化リスクが⾼い 60 代以上の⾼齢者の割合は、約 81%と⾼い値のまま推移しており、今後
の動向を注視する必要がある。

⑤−3

(1) 11 月 16 日時点で、検査陽性者の全療養者のうち、⼊院患者数は 2,471 人(前回は 2,036 人)
、宿泊療養者数
は 2,104 人(同 1,588 人)であった。
(2) 11 月 16 日時点で、自宅療養者等(⼊院・療養等調整中を含む)の人数は 51,571 人、全療養者数は 56,146 人
であった。
【コメント】
ア)発生届対象外の患者は、東京都陽性者登録センターに登録することで、
「My HER-SYS」による健康観察、食
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