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総-7○在宅自己注射について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00168.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第531回 11/9)《厚生労働省》
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合成酵素(NOS)脱共役が生じ、T細胞のアポトーシスに対する感受性が増加し
て免疫反応が抑制される。さらに、メトトレキサートはアデノシン情報伝達促進作
用及びBH4枯渇によるNOS脱共役を介してT細胞や滑膜線維芽細胞(FLS)
での核内因子κB(NF-κB)活性化を抑制する。以上のように、メトトレキサー
トは関節リウマチの病態形成に関与する種々の細胞に対して、アデノシン情報伝達
を始めとする複数の分子作用機序を介して免疫及び炎症性反応を抑制し、抗関節リ
ウマチ作用を示すと考えられる。
【主な副作用】
骨髄抑制、感染症、結核、劇症肝炎、肝炎、急性腎障害、尿細管壊死、重症ネ
フロパチー、間質性肺炎、肺線維症、胸水、中毒性表皮壊死融解症、出血性腸炎、
壊死性腸炎、膵炎、骨粗鬆症、脳症、ショック、アナフィラキシー 等
【承認状況】
令和4年9月

薬事承認



また、フレマネズマブについては、在宅自己注射の対象薬剤に係る運用基準(令和2
年12月23日中医協総会において承認)において、対象薬剤の要件として「医薬品医
療機器法上の用法・用量として、維持期における投与間隔が概ね4週間以内のもの。」
としていることから、4週間に1回の投与の場合のみ在宅自己注射指導管理料の対象薬
剤に追加してはどうか。

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