よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-2 鈴木先生提出資料 (67 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第104回 10/26)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

学校欠席者の状況について: 10月24日時点
方法:学校等欠席者・感染症情報システムから加入施設のデータを抽出し、登録児童数ごとの欠席者を日毎にグラフ
化した。
新型コロナウイルス感染症の関連欠席として、①発熱等による欠席、②家族等のかぜ症状による欠席、③濃厚接触者、
④新型コロナウイルス感染症、⑤教育委員会などによる指示、⑥陽性者との接触があり新型コロナウイルス感染症が
疑われるの6つが収集されている。これらの欠席はいずれも「出席停止扱い」である。東京都、愛知県、大阪府lの2021
年7月1日から2022年10月24日までの登録児童あたりの欠席率を施設ごとにプロットした。また施設ごとの④新型コロナ
ウイルス感染症での欠席率を週ごと都道府県ごとにプロットした。

評価:






直近1週間で東京都、愛知県、大阪府(高校を除く)では新型コロナウイルス感染症の関連欠席者が報告されて
いるが、新型コロナウイルス感染症による欠席者が報告されない施設群も観察されており漸減傾向であると考
えられる。
接触者等の集計は、流行に対する不安による欠席などを含んでいるために過大評価されている可能性がある。
全国的に新型コロナウイルス感染症による欠席率が引き続き漸減~横ばい傾向にあるが、複数の都道府県で
高い欠席率が特に小学校で報告された。施設間とともに都道府県別にもばらつきがみられる。
流行のトレンドにはシステム加入校数の大小や報告遅れが影響している可能性に留意する必要がある。

厚労科研「新型コロナウイルス感染症等の感染症サーベイランス体制の抜本
的拡充に向けた人材育成と感染症疫学的手法の開発研究」分担課題
日本学校保健会、国立感染症研究所

67