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参考資料1 新型コロナ・インフル同時流行対策公表資料① (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第103回 10/20)《厚生労働省》
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今冬の感染拡大の想定等
○ 今冬の感染拡大については、専門家の感染の見込みやオーストラリア等の
状況も参考に、新型コロナの患者が1日 45 万人、インフルの患者が1日 30
万人規模で同時に流行し、ピーク時には1日 75 万人の患者が生じる可能性
を想定注)して、準備を進める。また、欧州において、新型コロナの感染者数
の増加が見られており、引き続き欧米の感染動向も注視しつつ対策を講じる
必要がある。
併せて、感染した場合にもできる限り重症化を防ぐため、新型コロナとイ
ンフルのワクチンについて、接種対象者への接種を進める。
注)規模の想定について、正確に予測することは困難だが、新型コロナは今夏の感染拡大
時に最も感染状況が悪化した沖縄県の感染状況と同規模、インフルは直近5年間の最大
値だった 2018/2019 季と同規模を想定している。また、過去に新型コロナの累積患者
数が少ない地域においては、感染拡大の規模がより大きくなる可能性がある点に留意が
必要である。更に、新型コロナとインフル以外の発熱患者が一定程度見込まれることも
考慮する。

○ なお、感染者数が膨大となり医療のひっ迫が生じる場合やウイルスの特性
に変化が生じ病原性が強まる等の場合には、住民や事業者に対する感染拡大
防止や医療体制の機能維持に関する更なる協力の要請・呼びかけや行動制限
を含む実効性の高い強力な感染拡大防止措置等が考えられ、状況に応じた対
応を行う。
1.同時流行に備えた対策
(1) 新型コロナ・インフルの同時流行下における外来受診・療養の流れ


標題の流れのイメージは別添1のとおりであり、概要は以下のとおりで
ある。別添1は標準的なモデルであり、各地域の実情(保健医療提供体制
や感染状況等)に応じて変更される場合があり得る。
(重症化リスクの高い患者・小学生以下の子どもの患者)
高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦、小学生以下の子どもの患者は、速
やかに地域の発熱外来やかかりつけ医を予約・受診し、医師は、その判断
により新型コロナやインフルの検査を行う。
- 検査結果が新型コロナ陽性の場合
医師は、重症化リスク因子があると診断した方については、新型コロ
ナの治療薬等を処方する。それ以外の方については、医師の判断により
解熱鎮痛剤等を処方する。
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