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資料5 デジタル原則からみた医療DX(デジタル大臣提出資料) (1 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/iryou_dx_suishin/dai1/gijisidai.html
出典情報 医療DX推進本部(第1回 10/12)《内閣官房》
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デジタル原則からみた医療DX

資料5(デジタル大臣提出資料)

• 今後の医療DXの基盤となる、全国医療情報プラットフォームの創設、電子カルテ情報の標
準化、診療報酬改定DXを進め、感染症有事の対応を含め、医療全体のDXを工程表を策定し
て、強力に進めていく。
✔国民、医療機関等の方々がデジタル化のメリットを早く感じていただけるよう、以下の項目の早
期実現を目指す。
(1)マイナンバーカード1枚で患者等が様々な医療・福祉サービスを受けることができ、医師等も医療サービス
提供に必要な認証ができる
・医療機関等で示す様々な証、手帳等については、マイナンバーカードに一元化する。
→国民はマイナンバーカード一枚で医療機関等に。自治体、健保組合等も、記録管理事務が効率的に。
※健康保険証、公費制度(生活保護、難病等)の各種受給証、診察券、予防接種の接種券、母子健康手帳、お薬手帳など

(2)医療・福祉サービスに関する手続きをデジタル化し、1度入力された情報は再度の入力を要しない
・医療・福祉サービスに関わる紙の届出はデジタル化する。その際、自治体、保険者、医療機関等の関係システ
ムを連携し、一度入力された情報は、再度入力しない(入力のワンストップ化)。
→医療に関わる職員に書類作成の負担を軽減するとともに、その後の共有や管理が効率的に。
※処方箋、感染症法上の届け出、介護保険や生活保護での主治医意見書、生命保険等の診断書、死亡診断書、医療機関間の情報提供書、問診
票、予診票、障害年金等の障害等級や労災保険の手当金の判断資料など

(3)マイナンバーカードで自身の健康に関する情報を必要な相手に共有できるようコントロールできる
・マイナンバーカードで患者の同意を得つつ、医療情報全般にわたって全国の医療機関等で共有を可能とすると
ともに、国民も、マイナポータル等で閲覧可能に。
→診療の質の向上、重複検査・投薬の回避につながるとともに、国民の健康維持・増進にも寄与
※薬剤情報、健診情報、電子カルテ情報、予防接種情報、母子保健情報など

・医療情報について、質の高いビックデータとして分析・研究開発で活用し、エビデンスに基づいた医療の質の
向上を実現する。
→治療の最適化やAI医療等の新技術開発、創薬、新たな医療機器の開発等
※個々の手続・サービスが一貫してデジタルで完結する「デジタルファースト」、一度提出した情報は二度提出することを不要とす
る「ワンスオンリー」、様々な手続・サービスをワンストップで実現する「コネクテッド・ワンストップ」、のデジタル3原則の
考え方が重要。