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資料1-8                副反応疑い報告の状況について (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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12歳以上の死亡例に関する考え方(副反応疑い報告の状況に関するまとめ①)
最新の死亡例の報告状況の整理


副反応疑い報告制度において、2022年9月4日までにワクチン接種後の死亡例として報告されたものは、以下のと
おりであった。
・ファイザー社ワクチン
・モデルナ社ワクチン
・アストラゼネカ社ワクチン

1,668件(100万回接種あたり7.0件) うち4回目

22件(100万回接種あたり1.2件)

185件(100万回接種あたり2.4件) うち4回目

11件(100万回接種あたり1.0件)

1件(100万回接種あたり8.5件)

・武田社ワクチン(ノババックス)1件(100万回接種あたり5.5件) うち3回目


報告された症状等は虚血性心疾患、心不全、肺炎等であった。



専門家による評価は以下のとおりであった。
・ファイザー社ワクチン

α0件、β10件、γ1,658件

・モデルナ社ワクチン

α0件、β1件、 γ 184件

・アストラゼネカ社ワクチン

α0件、β0件、 γ

1件

・武田社ワクチン(ノババックス)α0件、β0件、 γ

1件

0件(100万回接種あたり0件)

α:ワクチンとの因果関係が否定できない
β:ワクチンと死亡との因果関係が認められない
γ:情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない

死亡例に関する論点のまとめ


現時点においては、個々の死亡事例について新型コロナワクチンとの因果関係があると結論づけることのできた事
例は認められない。
○ 死亡例の報告に関しては、現時点においては、4回目接種後の事例も含め、引き続きワクチンの接種体制に影響を
与える重大な懸念は認められない。

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