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06【資料4】その他の論点について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00016.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第29回 1/26)《厚生労働省》
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令和3年12月17日
第46回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会・第57回厚生科学審議会感
染症部会(合同開催)資料2-2より抜粋

風しんに関する追加的対策の今後について【全体概要】(案)
経緯

 2018年夏以降の風しんの感染拡大を受け、過去に公的に予防接種を受ける機会がなかった世代の男性を対象として、
3年間、全国で抗体検査と予防接種法に基づく定期接種を実施することとした。
 一方、新型コロナウイルス感染症に伴う受診控え、健診の実施時期の見直し等の様々な影響により、当初の見込み
どおりには進んでいない。
 今後の風しんの流行を防止するために、当初目標まで抗体保有率を引き上げる必要があるため、目標の到達時期を
延長し、引き続き、追加的対策を実施することとしてはどうか。

目標(案)
【対象】 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性
【目標】(1) 2021年7月までに、対象世代の男性の抗体保有率を85%に引き上げる。
(2) 2021年度末までに、対象世代の男性の抗体保有率を90%に引き上げる。
【対象】 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性
【目標】(1) 2022年12月までに、対象世代の男性の抗体保有率を85%に引き上げる。
(2) 2024年度末までに、対象世代の男性の抗体保有率を90%に引き上げる。
促進策(案)
風しんの追加的対策の実施時期の延長に伴い、主に以下の促進策を実施してはどうか。
①健診に合わせた抗体検査を促進する観点から、毎年、抗体検査未受検の対象者全員にクーポンの一斉送付する。
(令和元年度~令和3年度は対象世代を分割し、クーポン券を送付していた。)

②新型コロナワクチンの接種を行う医療機関や大規模接種会場において、ポスター、リーフレットを用いて啓発する
とともに、新型コロナワクチンの職域接種を実施する会場に対しても周知・協力依頼を行う。
③対象者の利便性の向上を図る観点から、即日、抗体検査の結果が判明する検査キットを導入する。
※ ただし、 偽陽性を含むIgM陽性の場合の風しんの診断が必要となることに留意するとともに、IgG陰性だった場合にワクチン接種につ
なげるために、当該検査キットを用いる場合は、検査日に風しんの診断やワクチン接種が実施可能な体制を求めることとし、限定的に導
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入することとする。