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【参考資料6】脳卒中患者の観察項目に関する提言書 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28143.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第9回 9/28)《厚生労働省》
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参考資料6
2022 年 3 月

総務省消防店
長官 内藤 尚志 民
一般社団法人日本表急医学次)
代表理事 坂本 哲馬=と|

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一般社団法人日本脳卒中学 「選周
理事長 小笠原 邦 に
誰啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 また、、 平素は救急医療の整備運営に格別の
ご指導を賜りまことにありがとうございます。

さて、 急性期脳卒中に患者の救急搬送においては、 救急隊の現場での観察に基づき、速やかに
適切な医療機関に搬送することが重要であり、貴庁でも検討を続けておられることを承知して
おります。

令和2年3月の「令和元年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 p164-166 (別添 1)
[1]」のとりまとめに際して提案いたしました7 つの観察項目に関する科学的検証プロジェクト
の結果 (別添 2) に基づき下記の提言をまとめました。

救急隊の現場にてご活用いただけるようにご検討、ご指導賜りますようお願い申し上げます。



1. 救急隊が脳卒中患者を収容する時に「脈不整、共同偏俗、半側空間無視(指 4本法)、失語(過鏡/
時計の呼称)、顔面麻痺、上股麻痺」 の6 項目を観察することを推奨する

2. 6項目のうちの陽性数に応じて、血栓回収療法の適応となる主軸動脈閉塞 (LVO) の感度、特
異度、陽性適中率、陰性適中率は表の通りであった (数字は病院到着時/吉急隊収容時)


項目数 感度(%) 特異度(%⑯ 陽性適中率(%) | 陰性適中率(⑯)
1 96.1790.6 27.8783.8 27.4728.0 96.1/92.7
2 88.2/69.0 50.9/66.0 33.8/36.6 93.8788.2
3 77.3/47.8 73.8788.4 45.6/53.6 92.0/85.5
4 63.1/20.7 84.5/96.6 53.6/63.6 89.0781.1
38. 地域における搬送指標として活用することを提案する
例 : 陰性適中率/感度を重視するなら 2項目、陽性適中率/特異度を重視するなら 3項目

護白

(参考) https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-48704/kyuuki_houkokusyo.pdf

本件の問い合わせ先 :

一般社団法人日本脳卒中学会事務局

〒101一0044 東京都千代田区鍛冶町一丁目 10番4号丸石 ビルディング 4 階
TEL :03-3251-6800 FAX : 08-3251-6700 E-mail jssoffice@②]sts.gr.]p