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資料1 子ども・子育て支援の充実について(清家主査提出資料) (1 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai7/gijisidai.html
出典情報 全世代型社会保障構築会議(第7回 9/28)《内閣官房》
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資料1

子ども・子育て支援の充実について
1.検討の背景・趣旨
出生数が将来人口推計よりも7年程度早く減少するなどの危機的な状況を
踏まえ、わが国の将来を支える人材を育む「未来への投資」として、子育て・
若者世代への支援を強化し、少子化対策に大胆に取り組むことが必要。
少子化対策については、これまで種々の対策を講じてきているが、今なお、
「仕事か、子育てか」の二者択一を迫られるなど、子育て・若者世代の意識・
希望と働き方を含む子育てをめぐる現実との間に多くのギャップが見られる。
このため、妊娠・出産・育児を通じた切れ目のない包括的支援が提供され
る体制や制度を構築していく必要があり、その観点から、主として以下のよ
うな論点を中心に検討することとしてはどうか。
なお、こども政策としては、ここで掲げられている以外にも重要な論点が
考えられるが、そうした点については、こども政策を総合的に推進するため
の「こども大綱」の取りまとめに向けた議論の中で検討していく。
2.基本的な考え方
〇 基本目標である「妊娠・出産・育児を通じた切れ目ない包括的支援が提供
される体制や制度の構築」に向けて、各ステージにおいて優先的に強化すべ
き課題は何かを明らかにし、具体策の検討を進めていくことが考えられる。
〇 その際には、以下のような視点からの検討が重要ではないか。
・ 親の働き方やライフスタイルに応じて、誰もが支援サービスを選択し、
利用出来る環境の実現
・ 男女がともに育児に参加できる環境の実現
・ 妊娠時から出産・子育てまで一貫して、身近で相談支援を行う「伴走型
相談」体制の実現


上記のような取り組みを進め、労働参加率の維持向上を図りつつ、社会全
体で子育てを広く支え合うことの意義を国民の間で共有するための方策に
ついて、どう考えるか。