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参考資料13 がんゲノム医療中核拠点病院等の整備について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28073.html
出典情報 がん対策推進協議会(第82回 9/20)《厚生労働省》
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リングに関する専門的な知識及び技能を有する者が1名以上配置されて
いること。
エ 患者へのがん遺伝子パネル検査の補助説明や、二次的所見が見つかっ
た際の、遺伝カウンセリング等を行う部門への紹介をする者が、院内に
複数名配置されていること。
④ がんゲノム医療に関するデータ管理を行う部門の人員について、以下の
要件を満たすこと。
ア がんゲノム医療に関するデータ管理を行う部門の責任者は、常勤の職
員であること。
イ がんゲノム医療に関するデータ管理を行う部門に、がんゲノム医療を
受ける患者の臨床情報及びゲノム情報を収集・管理する実務担当者とし
て、1名以上が配置されていること。なお、当該実務担当者は、専従
(注5)であることが望ましい。


がんゲノム医療を統括する部門の責任者は、常勤の医師であること。

2 研究の実施体制
研究の実施にあたっては、以下の要件を満たすこと。
(1)
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(令和3年3月
23 日文部科学省・厚生労働省・経済産業省告示第1号)が適用される研究に
おいて、がん組織及び非がん組織等のペア検体を凍結保存する場合を含め、
患者の同意の下で、臓器横断的に検体を適切に保管・管理する体制が整備さ
れていること。
(2)組織検体の取扱いについて、「ゲノム研究用病理組織検体取扱い規程」
(平成 28 年3月 31 日日本病理学会策定)に基づき明文化されており、組織
検体が適切に処理・保管・管理される体制が整備されていること。
(3)手術検体等生体試料の新鮮凍結保存が可能な体制が整備されていること。
3 診療及び研究等の実績
(1)がん遺伝子パネル検査について、以下の実績を有すること。
連携するがんゲノム医療連携病院の症例も含めた、1年間のがん遺伝子パ
ネル検査の実施について、特に優れた実績を有すること。
(2)遺伝カウンセリング等について、以下の実績を有すること。
① 遺伝性腫瘍に係る遺伝カウンセリング(血縁者に対するカウンセリング
を含む。)を、1年間に少なくとも 50 例程度に対して実施していること。
② エキスパートパネルにおいて生殖細胞系列の病的バリアントが同定また
は推定された際の遺伝性腫瘍カウンセリングへの到達率について優れた実
績を有すること。
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