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(参考資料2)医師の働き方改革の推進に関する検討会 中間とりまとめ (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22026.html
出典情報 勤務医に対する情報発信に関する作業部会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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○ 医師を派遣している医療機関は、地域医療提供体制への影響に配慮しながら
医師の労働時間の短縮に取り組むべきであり、特に、連携B水準の対象医療機
関がA水準の対象医療機関に移行を目指す場合においては、医師の派遣を受け
ている医療機関が地域において果たしている役割等に十分に留意すべきであ
る。
○ また、各地域において、派遣先の医療機関が、医師派遣の縮小等により診療
体制の維持が困難となるような場合に、地域医療支援センターや医療勤務環境
改善支援センター等に報告・相談し、各センター等が対策を講じる仕組みを設
けることも考えられる。


評価機能に係る枠組み


評価機能については、都道府県から独立した第三者機関が想定されていたが、
具体的な機関の制度設計に当たっては、評価機能の業務内容及び業務量を検討す
ることが必要となる。

〇 また、評価者の要件について、評価項目を適正に評価するために、医療及び労
務管理に関する知見が求められると想定されるが、その専門性をどうやって担保
するかについても重要な論点となる。
〇 さらに、評価を受ける間隔や訪問調査の実施については、医療機関及び評価機
能の負担も勘案する必要がある。こうしたことを踏まえ、都道府県の医療勤務環
境改善支援センターとの役割分担・連携及び医療勤務環境改善支援センター自体
の活動の在り方についても検討を行った上で、以下のとおり整理した。
(1)業務
各医療機関の労働時間短縮の実績と取組を分析・評価することが業務となる。
また、評価者になろうとする者に対する評価業務の趣旨や評価の視点に関する講
習を実施する。
(2)評価方法
各医療機関は、医師労働時間短縮計画に基づき労働時間短縮に取り組むことか
ら、医師労働時間短縮計画の記載事項をもとに、評価の視点に基づき、労務管理
体制、医師の労働時間短縮に向けた取組、労務管理体制の構築と労働時間短縮の
取組の実施後の評価について分析・評価を行う。評価に当たっては、より精緻な
分析・評価のため、評価機能の体制と業務量を勘案しつつ、書面での評価のみで
はなく、医療機関への訪問評価も行うこととする。
評価の各項目については、定量的な段階評価とともに、定性的な所見(○○○
の状況の中で、○○に関するタスク・シフト/シェアが進んでいないと考えられ
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