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資料1-2 先進医療B評価表(整理番号131) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27778.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第139回 9/15)《厚生労働省》
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先進医療 B 実施計画等評価表(番号 B131)
評価委員

主担当: 松山
副担当: 田島

副担当:飛田

技術専門委員: 安達

先進医療の名称

特発性大腿骨頭壊死症に対する自家濃縮骨髄液移植

申請医療機関

順天堂大学医学部附属順天堂医院

医療技術の概要

特発性大腿骨頭壊死症は、非圧潰状態の大腿骨頭が圧潰
へと病期進行すると疼痛と関節症に伴う機能障害が不可
逆性に生じ、日常生活動作が制限される。よって、大腿骨
頭の圧潰抑制が治療において重要となるが、大腿骨頭の圧
潰を抑制する治療方法は存在しない。本医療技術は患者自
身の腸骨骨髄液を用いた低侵襲な骨再生医療であり、海外
における過去の報告においては 70%~78%の圧潰抑制効果、
82~88%の人工関節回避率が示され、本邦では 2019 年 11 月
に日本整形外科学会・厚生労働省指定難病特発性大腿骨頭
壊死症研究班により作成されたガイドラインにおいて、本
医療技術が[推奨度 2/エビデンスの強さ C]と他の標準的治
療と同等の位置付けがなされている。
○主要評価項目:
自家濃縮骨髄液移植術後2年における骨頭圧潰の有無
○副次評価項目:
1)有害事象
2)疼痛評価:全例を対象に治療期間および観察期間にお
ける疼痛評価を行う。
3 ) 股 関 節 機 能 評 価 : 全 例 を 対 象 に 、 WOMAC(Western
Ontarioand McMaster Universities Osteoarthritis
Index)スコア、JHEQ(日本整形外科学会股関節疾患評
価質問票)スコアを実施し、股関節機能を評価する。
4)壊死体積の変化:術前・術後 6 ヶ月、1 年、2年の時点
の MRI で壊死体積の比較検証を行う。
○予定試験期間:
先進医療告示日~7年(登録期間:~3年)
○目標症例数:
32 例