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2022年第35週(8月29日~9月4日; 9月6日現在)掲載日:2022年9月12日 (18 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第35週(8月29日-9月4日、9月6日現在)(9/12)《国立感染症研究所》
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出典:HER-SYS、自治体公開情報(9 月 6 日現在)

注)地域別の流行曲線ごとに縦軸のスケールが異なることに注意が必要。
注)直近の週は過小評価されている場合がある。
注)自治体公開情報では、一部の自治体で公表されている自主療養者数は集計に含まれていない可能性がある。
注)2022 年 8 月 4 日以降、重症化リスクの低い患者(65 歳以上等の患者以外)の発生届では診断日の入力が省略可能とな
ったため、診断日が入力されていない場合は報告日を用いている。

遅れ報告を考慮した、HER-SYS・自治体公表の前週比においては、第31週は、ほとんどの地域で前週
比が1を上回ったが、関東では自治体公表が 0.98 で、沖縄県では HER-SYS が 0.89 であった。第3
2週は北海道、東北、中国、四国で1を上回ったが(いずれも 1.3 未満)、関東、東海、近畿、沖縄県では 1
を下回った。第33週は全ての地域で1を上回った(いずれも 1.5未満)が、第34週は全ての地域で1を
下回った。第 35 週も、全ての地域で 1 を下回った。
第35週の人口 10 万対新規症例報告数のレベルとしては、HER-SYS・自治体公開情報ともに、全ての
地域で1000人を下回っている。一方、HER-SYS ベースと自治体公開情報ベースの流行曲線は、複数
の地域で第 6 波のピークを依然として上回っている。全症例の47~48%を関東と近畿が占めている。
関東は、第 31 週は 35~38%、第 32 週は32~34%、第 33週は29~30%、第 34週は28~2
9%、第 35 週は 28~29%であった。近畿は、第 28~32週は 19~20%で、第 33~35週は 18
~19%であった。
遅れ報告を考慮した、人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第31週では、東海、中国、四国
で人口 10 万対100人強の増加であった。第32週では、四国で人口 10 万対160人強の増加があった
一方、関東、近畿、沖縄県で人口 10 万対100人強の減少であった。第33週では、北海道、関東、沖縄
県以外で人口 10 万対100人強の増加であった。第34週では、全ての地域で人口 10 万対40人強の
減少であった。第35週では、全ての地域で人口 10 万対70人強の減少であり、北海道以外では、180
人強の減少であった。なお、沖縄県では、第 35週は 500 人強の減少であった。
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