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資料2 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27665.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会(第48回 9/5)・感染症部会(第66回 9/5)(合同開催)《厚生労働省》
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今シーズン(2022/23)の季節性インフルエンザワクチンについて

資料2

 今シーズンは記録の残る中で過去最多の供給量が確保できたが、南半球のオーストラリアでは例年よりも数か月早くインフルエン
ザの流行が確認されたことや、新型コロナウイルス感染症と症状の類似した疾患による医療負荷を軽減する観点から、インフルエ
ンザ予防への啓発が重要であり、ワクチンの需要が高まる可能性が考えられる。
 今冬のインフルエンザワクチンについては、平成27年以降で最大の供給量となる約3,521万本(成人量では7,042万回分に相当)を
確保できる見込み。(例年ワクチンの接種率は、小児で50~60%程度、高齢者で40~70%程度)
 今年度は令和2年度と同様にワクチンの出荷が早く、例年の接種開始(10月1日)時点の供給量見込み量は約1,670万本(成人で
は約3,340万回分)であり、65歳以上の高齢者(約3,640万人)の約9割が1回ずつ接種できる量に相当する。
 今冬に向けたワクチン供給状況を踏まえて、インフルエンザワクチンの接種の呼びかけ及びワクチンの安定供給に係る対策を実施
してはどうか。

接種の呼びかけについて



予防接種法に基づく定期接種対象者(65歳以上の方等)で、希望する場合に接種の機会を逸することのないよう、接種に
ついて呼びかけを行うこととする。

(参考)インフルエンザワクチンは予防接種法上、行政から対象者に接種勧奨を行う対象ではなく、呼びかけは接種を希望される方が対象。

インフルエンザワクチンの供給に係る対応



ワクチンの効率的な使用等に係る取り組みとして、昨年度と同様に、ワクチンの効率的な使用等について医療現場へ働きか
けを行うこととしてはどうか。
(昨年の取組)

インフルエンザワクチンの効率的な使用と安定供給を推進するため、2020/21シーズンまでと同様に、
・ 13歳以上の方は原則1回注射としていただくこと
・ 必要量に見合う量のワクチンを購入いただくこと
などについて、医療機関に要請する等の取り組みを継続することとした。

※第30回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会(8月31日)において議論済み