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委員提出資料 井上委員意見書 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00027.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第89回 8/17)《厚生労働省》
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2022 年8月 17 日
社会保障審議会医療部会
部会長

永井

良三







社会保障審議会医療部会 委員
井上 隆

医療部会を所用により、欠席いたします。
下記の通り、書面にて意見を提出いたしますので、ご検討の程、よろしくお
願い申し上げます。

議題1.現行の感染症法等における課題と対応等について


指摘されている 9 点の課題と対応の方向性について、概ね賛成。これらは
既に6月の有識者会議や政府対策本部で示された内容であり、対応策の一
刻も早い実現を求めたい。



そのうえで、現行の感染症対応等について以下を付言したい。

i. 感染症法上の位置づけについて、オミクロン株の特性に応じながら、速
やかにインフルエンザ並みに改めるべき。具体的には、無症状病原体保
有者への適用の廃止、感染症情報の定点把握への切り替え、積極的疫学
調査の廃止、汚染された場所の消毒・物件の廃棄等の廃止等を行うべき。
ii. (2)の自宅・宿泊療養者について、軽症のため自宅・宿泊療養する者と、
医療機関の病床が確保されない等の理由で、やむを得ず自宅・宿泊療養
する者とでは支援の程度が異なる。コロナ対応におけるこうした状況に
対しては、明確な基準を設け、公費負担医療の創設については必要な支
援に応じた負担を行うべき。なお、民間の入院保険等においてもこの基
準は重要なメルクマールとなる。
iii. (5)の検査キットについて、コロナウイルスへの感染のチェックに加え
て、インフルエンザについてもセルフチェックを可能とすべき。加えて、
両ウイルスの検査キットをOTC化することにより市場への流通経路を
確保するとともに、市場に一定量が確保されるようにすべき。
iv. (6)のデータの取扱いについて、ワクチン接種記録システム(VRS)に
登録されている個人の予防接種履歴や、感染症等への罹患履歴をマイナ
ンバーと連携することにより、マイナポータルによって管理できるよう
にすべき。
v. (7)のワクチン・治療薬の開発について、いつ到来するかわからない感染
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