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参考資料10      血小板減少症を伴う血栓症のためのブライトン分類評価(和訳 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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2021.8.13 第 1.0 版



造影 CT 又は CT angiography



MR



従来法による血管造影/デジタルサブトラクション血管造影法



肺血流シンチグラフィ

venography 又は MR angiography

【外科的手技】


血栓除去術等の血栓の存在が確認できる手技。

【病理学的所見】


生検又は剖検等における病理所見。

なお、凝固能の異常を確認する必要はない。
●レベル 1-H


発症前 100 日以内にヘパリンの投与歴があり、ヘパリン投与歴以外はレベル 1 の症例
定義を満たすこと。

●レベル 2


発症前 100 日以内にヘパリンの投与歴がなく、血小板数減少(150,000/µL 未満)が新た
に発症していること。

AND


血栓症又は血栓塞栓症に合致する臨床所見があること(表 1 参照)
表 1 血栓症又は血栓塞栓症の臨床所見
脳静脈洞血栓症/

その他脳静脈血栓症

原因不明で新たに発症した頭痛[激しいことが多い]、脳の障害部位に一致した
神経症状、脳症、けいれん発作
新規発症した腫脹[多くの場合、部位は下肢]、痛み[さしこむような強い痛みの

深部静脈血栓症

可能性がある]や圧痛を伴う局所の腫脹、皮膚の発赤/変色/熱感、圧痕を残す浮

突然の発症の息切れ[安静時又は運動時]、胸膜性胸痛[突然発症で激しく鋭い

肺血栓塞症

あるいは焼けつくような胸痛で呼吸/咳/くしゃみ/笑いによって増悪する]、咳
[±喀血]、頻呼吸、頻脈、不整脈、チアノーゼ、低血圧、突然死、突然の心停

腹痛[身体検査所見とは不釣り合いな痛みの場合がある]、腹部膨満感、嘔気、

腹腔内血栓症
虚血性脳卒中

嘔吐、下痢、血便、腹水、肝腫大[肝静脈に血栓が生じた場合]
会話困難[失語症又は構音障害]、片麻痺、運動失調性歩行、異常眼球運動、顔

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