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【参考資料1】 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26881.html
出典情報 厚生科学審議会 会感染症部会(第63回 8/1)《厚生労働省》
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別紙2

サル痘に対する積極的疫学調査実施要領

サル痘はオルソポックスウイルス属に属する、サル痘ウイルスによる感染症である。疫学情報や症状の
経過については下記のリンクを参照されたい。
日本ではサル痘は4類感染症であり、これまで報告されたことはない。しかし、2022 年 5 月以降、常在
国からの輸入症例以外でのヒト-ヒト感染例の報告が、欧州を中心に複数の国で相次いでいる。接触感染や
飛沫感染を主体とする感染経路が考えられているが、国境を越えた交流での感染伝播も報告されているた
め、今後日本においても、サル痘を疑う患者が報告される可能性がある。そのため、サル痘の発生に備え、
迅速かつ円滑な積極的疫学調査を実施できるよう、サル痘に対する積極的疫学調査実施要領を作成した。
(参照)
・ 国立感染症研究所.サル痘とは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox-intro.html
・ 厚生労働省.サル痘に関する情報提供及び協力依頼について
https://www.mhlw.go.jp/content/ 000961917.pdf
・ 国立感染症研究所.アフリカ大陸以外の複数国で報告されているサル痘について(第 1 報)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-lab/2521-cepr/11166-monkeypox-ra-0524.html
・ 国立感染症研究所.複数国で報告されているサル痘について(第2報)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11266-monkeypox-ra-712.html
用語の定義
・ 「患者(確定例)


「無症状病原体保有者」及び「感染症死亡者の死体」
「感染症死亡疑い者の死体」

届出基準を参照のこと
・ 積極的疫学調査における「疑い例」
:下記の全てを満たす者


説明困難*な急性発疹**を呈している

*水痘、風疹、梅毒、伝染性軟属腫、アレルギー反応等のその他の急性発疹を呈する疾患によるもの
として説明が困難であることをいう。ただし、これらの疾患が検査により否定されていることは
必須ではない。
**文末参考


次の1つ以上の症状を呈している

・発熱(38.5℃以上)
・頭痛
・背中の痛み

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