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資料2 特定健診・特定保健指導の効率的・効果的な実施方法等について(案) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27002.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ(第5回 7/26)《厚生労働省》
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令和4年7月 26 日
資料2

第5回
効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ

特定健診・特定保健指導の効率的・効果的な実施方法等について(案)

○ 「第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会」の検討事項のう
ち、これまでの取組の実績やその評価等を踏まえた特定健診・特定保健指導の効
率的・効果的な実施方法等についての検討を行うことを目的にワーキンググルー
プを開催した。
○ 特定健診は、糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的とし
て、メタボリックシンドロームに着目し、生活習慣を改善するための特定保健指
導を必要とする者を、的確に抽出するために行うものである。特定保健指導は、
対象者が自らの生活習慣における課題を認識して行動変容と自己管理を行うとと
もに、健康的な生活を維持することができるようになることを通じて、糖尿病等
の生活習慣病を予防することを目的として行うものである。
○ 本ワーキンググループでは、令和6年度からはじまる第4期に向けた特定健
診・特定保健指導の見直しについて、特定健診・特定保健指導の目的に立ち返
り、個人の受診者の行動変容につながり、成果が出たことを評価する方針で検討
を行い、下記の点について方向性をとりまとめた。
1 特定保健指導の実施方法の見直しについて
(1)アウトカム評価の導入
○ 特定保健指導の実績は、対象者の状態や行動変容の改善を評価することが望ま
しい。このため、特定保健指導の成果を重視し、アウトカム評価(成果が出たこ
とへの評価)を基本とする評価方法を導入する。特定保健指導の評価体系は、ア
ウトカム評価を原則としつつも、プロセス評価(保健指導実施の介入量の評価)
も併用して評価することとする。
○ 特定保健指導実施者には、より一層、特定保健指導の成果を意識しながら対象
者個々人の特性に応じた特定保健指導を実施することが求められる。具体的に
は、対象者が自らの健康状態、生活習慣の改善すべき点等を自覚し、生活習慣の
改善に向けた自主的な取組を継続して行う事ができる内容とする。対象者の健康
に関する考え方を受け止め、具体的に実践可能な行動目標について、優先順位を
付けながら対象者と一緒に考え、対象者が選択できるよう支援する。その結果と
して一定のアウトカムが得られるように、必要なプロセスを積み上げることとす
る。
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