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資料2 介護人材の確保、介護現場の生産性向上の推進に係るこれまでの主なご意見について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26891.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第95回 7/25)《厚生労働省》
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介護人材の確保、介護現場の生産性向上の推進
に係るこれまでの主なご意見について①
主なご意見①


介護職員は現状でも既に不足。また職員の高齢化が進んでおり、退職者を補いながら入職者の上積みを図らなければならない。
魅力のある仕事と評価され、積極的に介護職員という職業を選択する者を増やす施策を重点的に進める必要がある。



多様な人材の活用が進む中、介護サービスの質が低下しないよう、介護職のチームマネジメント機能強化が不可欠。介護福祉士
を配置基準に位置付け、役割・責任を明示すべき。また、研修の受講歴を活用して個人の質を評価する仕組みも検討すべき。



介護職員の最大のモチベーションは、ケアにより利用者が元気になったという体験。ケアの質と人材確保は相互に補完する関係
にあることを政策に取り入れるべき。また、離職理由は賃金よりも、職場の人間関係、働きやすい職場であるか、法人等の理念や
基本方針との不一致が理由として挙げられており、本質的な人材確保対策が必要。



介護人材不足について、それぞれのサービスにおける介護ニーズや課題が多様化、複雑化している中で、より専門的な支援が必
要な方にはその支援を担える人材を配置するなど、適材適所での登用を推進する工夫が必要。



「全世代型社会保障構築会議」の中間整理も踏まえ、今後、処遇改善による人材確保と、介護サービスの質の維持・向上を重視
して検討が深められていくことを期待。時間軸を意識して、質の高いサービスを担う人材の確保を最重要課題として取り組むべき。
例えば、介護保険事業支援計画に人材確保に係る定量的な目標を設定し、達成状況を点検することなどが必要。



特に地方の郊外部等は慢性的な人材不足が生じており、新型コロナウイルス感染症の影響により、さらに深刻になっている。介
護人材の確保、育成や今後の感染症下における安定的なサービス提供の継続のために、地域の実情に応じた支援や対策がこれまで
以上に必要。また、現場における介護ロボットの活用、ICT化の促進、生産性の向上を図るべき。

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