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参考資料2-1 令和5年度医療分野の研究開発関連予算等の資源配分方針 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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発の活性化」、及び「革新的な医療機器・ヘルスケアが開発、上市、実用化される
ための研究開発基盤・エコシステム形成などの環境の実現」に向けた取組を推進す
る。
具体的には、第2期医療機器基本計画において、新たに設定された重点分野を踏
まえた革新的な医療機器や医療従事者の負担軽減等に資する医療機器の開発を支
援する。また感染対策等で必要となる海外依存度の高い医療機器等の開発を支援す
る。がんについては医療機器クラス分類のⅢ、Ⅳの実用化を目指す臨床研究を重点
的に推進し、生活習慣病等については予防、早期発見や発症リスク評価のためのデ
バイス・ソフトウェア開発を推進する。さらに、質の高いヘルスケアサービスの社
会実装促進に向け、生活習慣病等の各疾患領域の学会による指針等の作成や予防・
健康づくりに適した研究の在り方(経済性評価、指標策定、試験デザイン等)に係
る研究支援を行い、予防・健康づくりのサービス創出に向けた研究開発基盤を整備
するとともに、健康データを医療現場等で活用するための実証事業研究を支援する。
加えて、人材育成、ベンチャー企業や異業種参入促進、拠点整備および各拠点間連
携の推進、企業や開発品のアジア・アフリカ等の国際展開の推進など、アカデミア・
企業の研究開発活動を実用化に結びつけるエコシステムの形成に取り組む。また、
尖った技術シーズを持ち、医療機器開発に強い情熱のある若手や新規参入者への支
援を推進する。

③再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト
再生・細胞医療の実用化に向け、細胞培養・分化誘導等に関する基礎研究、疾患・
組織別の非臨床・臨床研究や製造基盤技術の開発、疾患特異的 iPS 細胞等を活用し
た難病等の病態解明・創薬研究及び必要な基盤構築を行う。また、遺伝子治療につ
いて、遺伝子導入技術や遺伝子編集技術に関する研究開発を行う。さらに、これら
の分野融合的な研究開発を推進する。
令和5年度においては、
「再生・細胞医療・遺伝子治療分野の今後の取組につい
て」
(令和4年5月 31 日再生・細胞医療・遺伝子治療開発協議会)を踏まえ、有効
な技術を次世代医療として患者に届けるための取組を行う。具体的には、令和4年
度で終了となる「再生医療実現拠点ネットワークプログラム」の支援について、文
部科学省検討会等の指摘を踏まえ、これまでに培った強みを損なうことのないよ
う、再生・細胞医療・遺伝子治療の融合研究等による革新的な基礎研究強化、疾患

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