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10 東京都医学総合研究所の抗体保有調査結果について (1 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021840.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第93回 7/14)《東京都》
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東京都医学総合研究所の抗体保有調査結果について
調査結果のポイント
〇 ワクチン3回目接種から7か月後の中和抗体価は、2回目接種から7か月後と比較して、
高い値を維持(3回目接種から4か月後と比較して、若干下がっているものの、中和抗体価
は比較的維持されている。)
〇 4回目接種を行うと、中和抗体価はさらに増加

専門家の意見
〇 2回接種だけでは、オミクロン株亜系統に対する効果は不十分。3回接種により、オミクロン株
亜系統に対しても高い中和抗体価が得られ、4回接種により、さらに中和抗体価が増加すると
考えられる。
〇 中和抗体以外の抗体の作用も、感染や重症化を防いでおり、加えて、ウイルスに感染した細胞を
攻撃する細胞性免疫も追加接種により活性化し、発症や重症化を防いでいると考えられる。
これらの液性免疫や細胞性免疫が総合的な効果を示すものと考えられる。
〇 ワクチン接種により、感染しても排出する感染性ウイルスの量が減り、周りの人に感染させる
リスクを下げることができると考えられる。
◆ 3回目接種を進めていくことが重要(2回接種では、オミクロン株亜系統への効果は不十分)
◆ 高齢者や基礎疾患があるなど、重症化リスクが高い方の4回目接種を進めていくことが重要