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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (9 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021840.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第93回 7/14)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

7 月 14 日 第 93 回モニタリング会議のコメント

⑥-3

検査陽性者の全療養者数は、前回の 39,229 人から 7 月 13 日時点で 87,411 人に大きく増加した。内訳は、入院

⑥-4

患者 2,239 人(前回は 1,288 人)、宿泊療養者 5,957 人(同 3,299 人)、自宅療養者 53,466 人(同 22,817 人)、入
院・療養等調整中 25,749 人(同 11,825 人)であった。
【コメント】
ア)療養者数が急増している。全療養者に占める入院患者の割合は約 3%、宿泊療養者の割合は約 7%であった。

⑥ 入院患者数

自宅療養者と入院・療養等調整中の感染者が約 90%と多数を占めている。
イ)患者の重症度、緊急度、年齢等に応じ、臨時の医療施設や酸素・医療提供ステーション等を含め、病床を柔
軟に活用するとともに、宿泊及び自宅療養体制を充実する必要がある。
ウ)都は、32 か所、12,253 室の宿泊療養施設を確保し、東京都医師会・東京都病院協会の協力を得て運営してい
る。現下の感染拡大に対応するため、稼働レベルを 1 から 2 へ移行し、32 か所約 12,000 室(受入可能数 8,580
室)で運用することとした。
東京都は、その時点で、人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数を重症患者数とし、医療提供体
制の指標としてモニタリングしている。
東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:1 月 4 日から 7 月 11 日までの 27 週間に、新たに人工

⑦ 重症患者数

呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、1 月 4 日から 7 月 4 日までの 26 週間の新規陽性者数をもとに、その割合を
計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している)

⑦-1

(1) 重症患者数(人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数)は、前回の 8 人から 7 月 13 日時点で 13 人
となった。また、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 1 人であった。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 14 人(前週は 5 人)、人工呼吸器から離脱した患者は 8 人(同 1
人)、人工呼吸器使用中に死亡した患者は 1 人であった(同 0 人)。
(3) 7 月 13 日時点で重症患者に準ずる患者は 37 人(前回は 60 人)であった。内訳は、ネーザルハイフローによ
-9-