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薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループとりまとめ (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26701.html
出典情報 「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」の「とりまとめ」-薬剤師が地域で活躍するためのアクションプラン-を公表します(7/11)《厚生労働省》
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第5 その他
1.地域の薬剤師会の活動
○ 本ワーキンググループで議論した内容の多くには地域の薬剤師会の活動が関
連しており、本とりまとめにも地域の薬剤師会に関する記載が多数ある。
○ 一方で、
・地域の薬剤師会の活動には地域ごとに差があり、本とりまとめの内容の実効
性等に疑問がある
・地域の薬剤師会以外にも関係する団体があり、それらのリソース等を活用す
ることにより、実効性を高めていくことができるのではないか
といった指摘があった。
○ これらの指摘について、地域における活動の主体は基本的には地域の薬剤師
会となると考えられるが、地域での取組のあり方を検討する際には、会員、非
会員に関わらず地域の薬局が協力して議論していくべきである。
○ さらに、厚生労働省は、日本薬剤師会やその他関係者の協力を得て地域の薬
剤師会の活動について調査を行い、好事例の共有を行うとともに、課題等があ
る場合にはその原因分析や解決策の検討も行うべきである。
2.診療報酬に関連する対応
〇 調剤報酬のあり方は対人業務の推進に大きな影響を与えるものであり、これ
までも累次の診療報酬改定で対物業務から対人業務への転換が図られてきた。
関係部局と連携し、①とりまとめの内容を踏まえてこの流れを一層加速させる
とともに、②対人業務のうち、特に処方箋受付時以外の対人業務の評価を充実
させるための方策を検討すべきである。
〇 さらに、診療報酬での評価のあり方として、ストラクチャーやプロセスでの
評価だけではなく、アウトプットやアウトカムでの評価が行えるよう、厚生労
働省は、薬剤師の対人業務の評価のあり方の検討を進めるべきである。

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