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診-1参考 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00013.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第201回 2/10)《厚生労働省》
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その他
当分科会での検討において、次のような点について引き続き必要な対応及び

検討を行うこととなった。


平成 30 年度診療報酬改定より、医療技術を横断的かつ総合的に評価する観
点から、先進医療として実施されている技術についても、分科会で保険適用の
評価を行うこととされた。今回、先進医療会議における詳細な検討内容の共有
やスケジュールの調整等を行ったことにより、効果的かつ効率的な検討を行
うことができた。引き続き、両会議体の連携の下で検討を進めるべきである。



今回、当分科会の下に各領域の専門家からなるワーキンググループを設置
し、分科会における検討に資するよう、専門的な意見の取りまとめを行った。
公平性の確保の観点から複数の専門家による検討体制を確保し、多数の専門
家の意見を踏まえた検討ができた。今後、こうした意見について、定量的かつ
エビデンスに基づく内容を積極的に盛り込む等、一層活用すべきである。



ロボット支援下内視鏡手術をはじめとした高度かつ先進的な医療技術につ
いては、評価を行う上で、レジストリ登録によるエビデンスの集積は重要であ
る。今後、レジストリを要件とする技術のうち、関連学会等から当該技術に関
連した提案書が提出された場合は、当該技術に係るレジストリについて検証
を行った上で、検証結果を当該提案書に添付することを求めることとする。ま
た、それ以外の技術については、レジストリに係る検証がなされた段階で分科
会に対して報告するよう、関連学会に協力を求めることとする。



現在の診療報酬における手術分類(Kコード)については、これまで診療報
酬改定毎に様々な追加等を行い対応してきたが、手術手技を分類するものと
して、改めて体系化が必要と考えられる。引き続き、体系化に係る問題点等に
ついて検討する場を設けた上で、必要な検討を行うべきである。



こうした対応及び検討を行うに当たっては、分科会における十分な評価期
間を設けるべきであることから、関連団体等の協力も得ながら、必要な取組み
を行うべきである。

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