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資料2-7 小児の新型コロナウイルス感染症対応と 医療機関における感染対策について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第88回 6/23)《厚生労働省》
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「小児の新型コロナウイルス感染症対応について」及び
「効果的かつ負担の少ない医療機関における感染対策について」

R4.6.20発出
事 務 連 絡

第86回ADB(R4.6.1)における「小児における新型コロナウイルス感染症の課題について」を踏まえ、小児の新型コ
ロナウイルス感染症対応(子どものマスク、濃厚接触者の特定、小児患者の入院要否・入院先調整等)について周知
第87回ADB(R4.6.8)における「“効果的かつ負担の少ない”医療・介護場面における感染対策」を踏まえ、効果的か
つ負担の少ない医療現場における感染対策(各医療機関における具体的な感染対策の手法)について周知
■小児の新型コロナウイルス感染症対応について

■効果的かつ負担の少ない医療現場における感染対策について

○ 子どものマスクの着用について、2歳以上の就学前の子どもに
ついては、個々の発達の状況や体調等を踏まえる必要があること
から、他者との距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めな
いことについて再周知

○ ADBで提言された感染対策の考え方と対策の一例について、日本
環境感染学会『医療機関における新型コロナウイルス感染症への対
応ガイド第4版』に沿った、効果的かつ負担の少ない院内感染対策
の一例として、医療機関において、現場の実情に応じ、本対策例を
踏まえた感染対策を実施する際の参考となるよう周知

○ 子どもの濃厚接触者の特定を継続している自治体について、
・ マスクを着用していないことのみをもって一律に濃厚接触者
と特定するのではなく、引き続き、周辺の環境や接触の状況等
個々の状況から患者の感染性を総合的に判断することについて
再周知
・ マスク着用の考え方等を踏まえ、濃厚接触者の特定の必要性
等について、改めて関係部局と協議の上、検討を依頼
○ 診療・検査医療機関の公表に当たっては、当該医療機関が小児
の診察に対応しているかどうかも併せて公表することについて、
検討・対応を依頼
○ 小児患者の入院要否・入院先調整について、容態が急変しやす
い小児患者には迅速な対応を必要とすることから、地域の実情に
応じ、診断した医師等の判断が尊重される体制の整備も重要
自治体における体制構築の参考となるよう、自治体の取組例を
周知するとともに、体制整備する場合には、診断した医療機関が
入院先を容易に見つけられる、保健所等に入院先情報を連絡する
体制を整備できている、病院間での入院調整困難時に代わりに入
院調整を行う体制を整備できている等の条件を提示 等

○ 外来で新型コロナウイルス感染症疑い患者を診療する場合は、イ
ンフルエンザ流行時に準じた対応(空間的/時間的隔離、換気、マ
スク、優先診察などによる対応 )が可能
○ 病棟で新型コロナウイルス感染症の入院患者を診療する場合は、
病棟全体のゾーニング(専用病棟)を行わなくてもコロナ患者を受
け入れ可能
・ 病室などの患者が滞在する区域をレッド、清潔区域をグリーン
として区分する
・ 新型コロナウイルス感染症の入院患者を病棟の一部で病室毎の
ゾーニングを行うことにより管理する
○ かかりつけ患者等がコロナに感染した場合にも引き続きかかりつ
けの医療機関等で受診できるよう、上記の感染対策例を参考に感染
管理措置を講じ、積極的に体制構築を図ることを再周知 等