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入-2参考2 (106 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183658_00030.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和3年度第8回 10/1)《厚生労働省》
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令和2年度診療報酬改定 Ⅲ-1 医療機能や患者の状態に応じた入院医療の評価 -㉒

DPC/PDPSの見直し(概要)
 医療機関別係数
平成30年度診療報酬改定において暫定調整係数の置き換えが完了し、医療機関別係数は基礎係数、機能評価係数Ⅰ、
Ⅱ及び激変緩和係数の4項目となった。令和2年度診療報酬改定においては、基礎係数、機能評価係数Ⅰは従来の考え
方を踏襲し、診療報酬改定を踏まえた見直しを行う。機能評価係数Ⅱについては、評価の実態等を踏まえ項目を見直す。
1. 基礎係数(医療機関群):現行の3つの医療機関群の設定方法と、4つの評価基準(DPC特定病院群)を継続する。
2. 機能評価係数Ⅰ:従前の評価手法を継続する。

3. 機能評価係数Ⅱ:地域医療指数(体制評価指数)について、以下の見直しを行う。
現行
[地域医療指数の評価項目]
◆治験等の実施
・10件以上の医師主導治験の実施、10例以上の先進医療の
実施、及び1例以上の患者申出療養に係る意見書の作成
・20例以上の治験の実施、10例以上の先進医療の実施また
は10例以上の患者申出療養の実施

改定後
[地域医療指数の評価項目]
◆治験等の実施
・過去3カ年において、主導的に実施した医師主導治験が8件
以上、又は主導的に実施した医師主導治験が4件以上かつ
主導的に実施した臨床研究実績が40件以上
・20例以上の治験の実施、10例以上の先進医療の実施また
は10例以上の患者申出療養の実施
◆新型インフルエンザ対策(新設)
・新型インフルエンザ患者入院医療機関に該当

4. 激変緩和係数:診療報酬改定に伴う激変緩和に対応した、激変緩和係数を設定(改定年度の1年間のみ)
 診療実績等を踏まえた診断群分類点数表等の見直し
直近の診療実績データや医科点数表の改定を踏まえ、診断群分類点数表等の見直しを行う。
 DPC/PDPSの安定的な運用
急性期の医療の標準化という観点とDPC/PDPSになじまない可能性のある病院の診療内容を分析するため、医療資源投
入量等の指標について検討するとともに、書面調査やヒアリング等を通じて診療内容の実態についての分析を引き続き行う。

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