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【資料1】医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の徹底について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25929.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第 11回 5/27)《厚生労働省》
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③医療分野におけるISAC設立に向けた検討
情報共有体制の強化については、令和2・3年度事業によって、医療分野におけるISACの設立に向けた方策が得られた
ことから、今年度はコアメンバーによる組織の立ち上げを検討する。
(2019年度医療機関におけるサイバーセキュリティ対策調査事業より抜粋)

ISACとは、主にサイバーセキュリティに関連する脅威の情報について、各業界(金融、通信、電力、医療等)内で共有・分析する
ための組織である。
ISACの組織形態について確立した定義はないが、主に以下のような機能を担うものとされている。
各業界において重要な警戒情報を収集・分析し、インシデントに関するレポートを会員に対して提供する
インシデント、脅威、及び脆弱性が業界に与える影響について、関係政府機関への説明を行う
重要インフラ防護の目的において、あらゆる脅威情報を会員間で共有するための信頼出来るシステムを提供する
意図的/非意図的に関らず政府や他ISACに被害をもたらす、又はその可能性がある事象が発生した場合、専門的な支援や情報
共有を行う
現状、以下のようなISACが運営されている。
医療:H-ISAC(米国)
金融:金融ISAC(日本)、FS-ISAC(米国)
通信:ICT-ISAC(日本)、IT-ISAC(米国)
電力:電力ISAC(日本)、E-ISAC(米国)
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