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科学的介護情報システム(LIFE)における過去の記録の上書きについて (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/000939239.pdf
出典情報 科学的介護情報システム(LIFE)における過去の記録の上書きについて(5/17付 事務連絡)《厚生労働省》
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2.過去の記録が上書きされていた場合に想定される事象
過去の記録が上書きされていた場合、以下の事象が発生することが想定さ
れます。
① 現在実装されている令和4年度 ADL 維持等加算算定ツールにおいては、
「様式情報管理」の「ADL 維持等加算」の様式からデータを引用する仕様と
なっています。そのため、過去の記録が上書きされている場合には、過去の
記録を引用することができず、直近に取り込んだ記録のみが引用されるた
め、ADL 利得の計算ができません。本事象に係る対応については、「科学的
介護情報システム(LIFE)の令和4年度 ADL 維持等加算算定ツールの不具
合について」(令和4年4月 21 日厚生労働省老健局老人保健課事務連絡)
を御確認ください。
② 今後実装するフィードバック機能においては、直近と6月前の記録が揃
っている利用者を対象として、集計を行います。そのため、過去の記録が上
書きされている場合には、6月前の記録を引用することができず、自施設の
集計結果の欄が空欄となりますので、ご了承ください。
3.過去の記録が上書きされていた場合の対応について
別添のとおり、LIFE では各様式について、サービス種類、保険者番号及び
被保険者番号が同一の人物に対して、同一の外部システム管理番号が付与さ
れた様式が送信された際に、過去の記録が上書きされます。そのため、同一の
外部システム管理番号が付与された様式が送信された場合には、過去の記録
が上書きされ、復元することができません。
介護ソフトの販売業者におかれましては、
LIFE と介護ソフト間における CSV
連携に当たっては、登録する帳票ごとに、異なる外部システム管理番号を付与
するようお願いいたします。
事業所におかれましては、介護ソフトにおける対応が行われるまでの間に
ついても、引き続きこれまでどおり様式の送信をお願いします。なお、過去分
に遡って入力をやり直す必要はありません。
また、LIFE と介護ソフト間における CSV 連携を活用せず、LIFE の画面から
直接様式を入力し、登録を行った場合であっても、既に登録した様式を「修正」
ボタンを押下して登録した場合には、修正前の様式は上書きされ、復元するこ
とができません。今後の入力に当たっては、
「新規登録」又は「コピー」を押
下してから入力するようお願いします。なお、過去分に遡って入力をやり直す
必要はありません。なお、過去の記録が上書きされていたこと等により、LIFE
へのデータ提出が困難であった場合については、
「令和3年度介護報酬改定に
関するQ&A(Vol.3)
(令和3年3月 26 日)」問 16 における「システムトラ
ブル等により提出ができなかった場合」に該当し、LIFE の関係加算を算定す
ることは可能であることを申し添えます。