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協会けんぽの2025(令和7)年度決算見込み(医療分)について [ 概要 ] (1 ページ)

公開元URL https://www.kyoukaikenpo.or.jp/news/r08_jul/4922.html
出典情報 2025(令和7)年度協会けんぽの決算見込みについて(7/3)《全国健康保険協会》
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<照会先>
全国健康保険協会

企画部
松﨑・石井
TEL:03-6680-8468

協会けんぽの 2025(令和 7)年度決算見込み(医療分)について
<協会会計と国の特別会計との合算ベース>
令 和 8 年 7 月 3 日
全 国 健 康 保 険 協 会

<全体の収支状況>
○ 2025 年度は収入(総額)が 12 兆 3,406 億円、支出(総額)が 11 兆 6,611 億円、収支差は前年度から 209 億円増加し、+6,795 億円。

<収入の状況>
○ 収入(総額)は前年度から 4,881 億円増加(前年度比+4.1%)

○ 保険料収入(平均保険料率 10%)は 4,057 億円増加。
被保険者数及び賃金(賞与含む。
)の増加が主な要因であり、伸びは、被保険者数が前年度比+1.8%、標準報酬月額が前年度比+1.8%。
○ 保険給付費等の伸びに応じて保険給付費等国庫補助金が増加したことにより、国庫補助は 693 億円増加。

<支出の状況>
○ 支出(総額)は前年度から 4,672 億円増加(前年度比+4.2%)

○ 保険給付費は 2,818 億円増加。加入者 1 人当たり保険給付費が増加(+3.5%)したことが主な要因。
○ 拠出金等は 1,634 億円増加。後期高齢者支援金が増加したことが主な要因。

➣ 保険料収入等による収入の増加額(前年度比+4,881 億円)が保険給付費や拠出金等による支出の増加額(同+4,672 億円)を上回ったことにより、単年度収
支差は前年度比で 209 億円増加し、+6,795 億円となった。なお、伸び率で比較した場合は、支出の伸び(+4.2%)が収入の伸び(+4.1%)を上回っている。
➣ 収入については、賃上げ等による標準報酬月額の増加や被保険者数の増加により保険料収入が前年度比 4,057 億円の増加。支出については、医療費の伸びが
前年度より高めに推移した影響で保険給付費が前年度比 2,818 億円の増加、拠出金等は後期高齢者支援金が増加した影響で前年度比 1,634 億円増加した。
➣ また、物価や賃金、人手不足等の医療機関等を取りまく環境の変化に対応するため、2026(令和 8)年度診療報酬改定において、診療報酬(本体部分)の改定
率が 3.09%(2026 年度:+2.41%、2027 年度:+3.77%)と高い伸び率とされており、これが 2026 年 6 月以降の医療費に反映される。
➣ さらに、2026 年度は平均保険料率を 10.0%→9.9%に引き下げており、国庫補助については、2026 年 5 月に成立した健康保険法の改正により、2026 年度から
の 3 年間、特例的な時限措置として毎年 500 億円が追加で減額されることとなっている。加えて、加入者の健康づくりへの取組を推進する観点から、2026 年度
より人間ドックへの補助等を開始し、2027 年度からは被扶養者にも拡大する予定であるが、今般の改正により、協会けんぽが取り組む保健事業に関する責務が
明確化されたことも踏まえ、今後とも取組をさらに推進していく予定である。
➣ 今後の財政については、当面、賃上げ等により標準報酬月額の増加は見込まれるものの、現在の不安定な世界情勢が今後の我が国の経済社会に及ぼす影響は
不透明であり、これまでのような保険料収入の増加が中長期的に継続するか予測が難しいこと、協会けんぽ加入者の平均年齢の上昇や医療の高度化等により保
険給付費の継続的な増加が見込まれること、団塊の世代がすべて後期高齢者になったことにより後期高齢者支援金が中長期的に高い水準で推移することが見込
まれること等に留意が必要である。