今後の電子カルテ情報等の標準化の進め方
インターネット環境で広く浸透しているデータ交換方式（Web技術）と柔軟にデータ形式変換可能なフォーマットで
構成されるHL7 FHIRでデータを交換する環境整備と、データに格納する標準コードの普及を図り、進めてはどうか。
SS-MIX（SS-MIX２）

HL7 FHIR

・医療機関外とのネットワーク接続原則なし：オフライン

医療機関間での

・医療機関外とのネットワーク接続あり：オンライン

・データは、可搬メディア（CD/DVD）で、患者が運搬

医療情報の共有

・データは、オンラインで、適時、送受信

・HL7 Ver.2.5形式のメッセージデータ
（医療分野独自フォーマット：データ区切り“｜”）を

データの

ファイルとしてフォルダ構成でストレージに格納し、

やりとり

・Web（HTTPプロトコル）で一般的に用いられる
データ交換方式（REST通信＋JSON形式）で、

形式変換しやすいJSON/XMLフォーマットで送受信

可搬メディアに出力し、運搬
出力

運搬/共有ストレージ

医療機関Ａ

ストレージ

医療機関Ｂ

医療機関Ｂ

送受信

参照
API

ビューア

電子カルテ情報

SS-MIXストレージを生成し、

ビューア

電子カルテ情報

電子カルテ情報

可搬メディアや情報共有ストレージに

1990

2000

HL7 Ver.2.X

1990/11

HL7 Ver.3

HL7 CDA

1995/8 Microsoft Internet Explorer 公開

World Wide Web（WWW）実装
1990/12 人類初のWebページ公開

変換

送受信

変換ロジック（データ項目対応表や
コード変換表）に基づき、

API
電子カルテ情報

APIを介して、共通規格化された
データをオンラインで送受信・出入力

ファイル出力し、当該ファイルを参照

HL7

データ

医療機関Ａ

変換

ストレージ
参照

データ交換サービス

データ

出力

2010
SS-MIX（平成18年度 事業）

2020
HL7 FHIR

厚生労働省：安心と希望の医療確保ビジョン（平成20年6月）
「医療機関完結型医療」から「地域完結型医療」の促進へ

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