よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3 前回の主な意見 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25625.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第93回 5/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第92回社会保障審議会介護保険部会(R4.3.24)における主なご意見について

介護人材の確保、介護現場の生産性向上の推進






労働人口が減少傾向にある中、介護職員を大幅に増やすことは現実的でない。介護現場のDX・規制改革を進める必要がある。
介護福祉士等のスキル向上、周辺業務を担う元気高齢者の活用、ICT等を活用した周辺業務の軽減を進めるべき。
事業者の提出書類に関するローカルルールについて標準化を進める必要がある。手続や監査のオンライン化も進める必要がある。
介護職員は現状でも既に不足。また職員の高齢化が進んでおり、退職者を補いながら入職者の上積みを図らなければならない。
魅力のある仕事と評価され、積極的に介護職員という職業を選択する者を増やす施策を重点的に進める必要がある。
○ 一層の処遇改善を進める必要がある。生産性向上にも取り組み、職場環境の改善や処遇改善につなげていく必要がある。
○ 処遇改善については10月から介護報酬上3階建てとなるが、本来別財源で対応すべきでないか。
○ 多様な人材の活用が進む中、介護サービスの質が低下しないよう、介護職のチームマネジメント機能強化が不可欠。介護福祉士
を配置基準に位置付け、役割・責任を明示すべき。また、研修の受講歴を活用して個人の質を評価する仕組みも検討すべき。
○ 介護現場の革新や科学的介護を進める際には、一定の設備投資が必要であり、そのためには大規模化・ネットワーク化が必要。
○ 地域の実情に応じた体制整備、職場環境の改善への支援を引き続き検討すべき。
○ 高齢労働者が増える中、介護現場における転倒事故等の労働災害を防ぐ取組が更に必要になる。職員の健康づくりを進めるべき。
○ デジタル技術の活用について、在宅と施設とを同様に議論すべきではない。在宅にそぐわない部分もあるので配慮が必要。
○ 介護職員の最大のモチベーションは、ケアにより利用者が元気になったという体験。ケアの質と人材確保は相互に補完する関係
にあることを政策に取り入れるべき。また、離職理由は賃金だけでなく、職場の人間関係、働きやすい職場であるか、法人等の理
念や基本方針との不一致などであり、やりがいを引き出す本質的な人材確保対策が必要。
○ ワクチン接種への対応やクラスターが発生した場合の施設内療養の対応など、コロナ対応で介護現場は疲弊。引き続き支援を。
○ 食事の提供が十分に行えないことが地方では課題になっており、栄養改善・フレイル防止の観点からも対策が必要。

2