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令和4年1月以降の新型コロナウイルス感染症患者が自宅で死亡された事例を踏まえた自治体の対応について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/000935372.pdf
出典情報 令和4年1月以降の新型コロナウイルス感染症患者が自宅で死亡された事例を踏まえた自治体の対応について(4/28付 事務連絡)《厚生労働省》
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・入院調整や宿泊療養の対象となるも、直後に死亡する事例
等も引き続き確認された。

〇 また、健康観察に当たっては、
・本人や家族に電話するも応答せず、患者の状態の確認が翌日や数日後になる事

・自宅訪問するも応答なく、警察署に協力依頼を行う事例
も確認された。
〇 外来受診や検査に関しては、
・本人の意思により医療機関での受診や検査を希望しない事例
・デイサービスで陽性者が発生したことから検査を受け、陽性が判明した直後に
死亡する事例
・コロナの症状を既存の持病の症状と思い医療期間を受診せず、数日後に死亡し
た事例
等があった。

2 自宅で死亡された事例を踏まえた取組事例について
(1)健康観察の重点化
○ 陽性判明後、保健所からの連絡が来るまでの時間を短縮するため、当日届出が
あった患者の携帯電話あてにショートメッセージで夜間等の緊急時連絡先等を知
らせるようにした。また、固定電話のみの患者への連絡を優先するようにした。
○ 保健所から電話連絡を取る方を、重症化リスクの高い方に重点化するため対象
者を限定した。1月下旬からは 40 歳未満で基礎疾患等のない、ワクチン2回接種
済みの方以外、2月上旬からは 50 歳未満で基礎疾患等の無い方以外の方に注力
することとした。
○ 患者の年齢、症状や既往症等を鑑み、疫学調査の優先順位を見直した。比較的
症状が軽い患者や若年層に関しては従来の疫学調査ではなく、SMS を活用した疫
学調査を実施し、感染者への対応の迅速化を図った。また、従来通りの疫学調査
が必要な感染者についても、細分化することで、リスクの高い感染者への対応の
迅速化を図った。
【参考】健康観察に関する事務連絡
・「新型コロナウイルス感染症対応に係る保健所等による健康観察等について」
(令和4年2月9日厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連
絡)の「2.健康観察について」
https://www.mhlw.go.jp/content/000895948.pdf
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