よむ、つかう、まなぶ。
【資料3】第40回で提示した「まとめと今後の対応の方向性」について (2 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67111.html |
| 出典情報 | 医療用医薬品の流通改善に関する懇談会(第41回 12/15)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
まとめと今後の対応の方向性の一部修正について
1.流通コストを意識した適正な流通取引が行われる環境を整備
(1) 流通コストの意識醸成を図るため、流通改善ガイドラインの「2 メーカーと卸売業者との関係において留意する事項
の(1)メーカーの仕切価設定と割戻し等のあり方」の部分に「流通コスト」を明記するなど、流通改善ガイドラインについ
て必要な改訂を行う。
(主なGL改訂の方向性(案))
・ メーカーが価格を設定する際に個々の医薬品の流通に必要な経費を意識することを明記
・ メーカーが価格設定に必要な情報を取引先の卸売業者から収集する旨を明記
・ 卸売業者は、医療機関・薬局との価格交渉の実情を踏まえ必要な情報をメーカーに提供する旨を明記
(2) 医薬品卸は、物価高騰により流通コストが上昇するインフレ基調下でも、継続した医薬品の安定供給を確保しなけれ
ばならないため、流通の効率化、災害時及び医薬品の供給不足時に備えた持続可能な安定供給体制基盤の整備など、医
薬品卸に求められる役割を整理した上で見える化、明確化を図る。
2.流通コスト負担の公平性の観点から過度な薬価差の偏在是正に向けた方策を検討
(1) 総価取引改善に向け、施設・カテゴリー別の取引実態及び単品単価交渉の実施状況を継続的に把握・公表し、併せて
別枠品における単品単価交渉の効果を検証する。
(2) ボランタリーチェーンや価格交渉を代行する者等との一括交渉における取引形態と取引契約等における課題を整理
する。
3.流通の非効率性是正の観点から医薬品特有の取引慣行の是正に向けた方策を検討
(1) 未妥結減算制度の趣旨を踏まえた頻回な価格交渉の是正状況について、関係者から現状と問題点を収集した上で必
要に応じて対応策を議論する。
4.流通の効率化と安全性・安定供給の確保に向けた方策を検討
(1) 適正在庫の確保に向けた方策を検討する。
➢ 川上取引における需給モニタリング情報を活用した過剰発注の抑制の可能性を探索
➢ 頻回配送や急配を回避するための先進事例や高額医薬品等の適正な在庫管理の好事例を探索
(2) 一社流通における情報提供等の課題と取り組みについて検討する。
➢ 医療機関及び薬局へのアンケート結果を踏まえた課題と対応策を検討
2
1.流通コストを意識した適正な流通取引が行われる環境を整備
(1) 流通コストの意識醸成を図るため、流通改善ガイドラインの「2 メーカーと卸売業者との関係において留意する事項
の(1)メーカーの仕切価設定と割戻し等のあり方」の部分に「流通コスト」を明記するなど、流通改善ガイドラインについ
て必要な改訂を行う。
(主なGL改訂の方向性(案))
・ メーカーが価格を設定する際に個々の医薬品の流通に必要な経費を意識することを明記
・ メーカーが価格設定に必要な情報を取引先の卸売業者から収集する旨を明記
・ 卸売業者は、医療機関・薬局との価格交渉の実情を踏まえ必要な情報をメーカーに提供する旨を明記
(2) 医薬品卸は、物価高騰により流通コストが上昇するインフレ基調下でも、継続した医薬品の安定供給を確保しなけれ
ばならないため、流通の効率化、災害時及び医薬品の供給不足時に備えた持続可能な安定供給体制基盤の整備など、医
薬品卸に求められる役割を整理した上で見える化、明確化を図る。
2.流通コスト負担の公平性の観点から過度な薬価差の偏在是正に向けた方策を検討
(1) 総価取引改善に向け、施設・カテゴリー別の取引実態及び単品単価交渉の実施状況を継続的に把握・公表し、併せて
別枠品における単品単価交渉の効果を検証する。
(2) ボランタリーチェーンや価格交渉を代行する者等との一括交渉における取引形態と取引契約等における課題を整理
する。
3.流通の非効率性是正の観点から医薬品特有の取引慣行の是正に向けた方策を検討
(1) 未妥結減算制度の趣旨を踏まえた頻回な価格交渉の是正状況について、関係者から現状と問題点を収集した上で必
要に応じて対応策を議論する。
4.流通の効率化と安全性・安定供給の確保に向けた方策を検討
(1) 適正在庫の確保に向けた方策を検討する。
➢ 川上取引における需給モニタリング情報を活用した過剰発注の抑制の可能性を探索
➢ 頻回配送や急配を回避するための先進事例や高額医薬品等の適正な在庫管理の好事例を探索
(2) 一社流通における情報提供等の課題と取り組みについて検討する。
➢ 医療機関及び薬局へのアンケート結果を踏まえた課題と対応策を検討
2