よむ、つかう、まなぶ。
総ー8保険医が投与することができる注射薬(処方箋を交付することができる注射薬)及び在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案)[195KB] (1 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64494.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第620回 10/15)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
中 医 協
総 - 8
保険医が投与することができる注射薬 7 . 1 0 . 1 5
(処方箋を交付することができる注射薬)
及び
在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案)
○
在宅自己注射指導管理料等の対象薬剤に係る運用基準(令和5年8月23日中医協総会
において承認)及び学会からの要望書等を踏まえ、以下の薬剤について、保険医が投与
することができる注射薬及び在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に追加してはどうか。
1.パロペグテリパラチド徐放性製剤
【販売名】
ヨビパス皮下注168µgペン、同294µgペン及び同420µgペン
【効能・効果】
副甲状腺機能低下症
【用法・用量】
通常、成人には、パロペグテリパラチドを、PTH(1-34)として1回18µgを
開始用量とし、1日1回、皮下注射する。以後、患者の血清カルシウム濃度の十
分な管理のもとに、1日1回6~60µgの範囲で適宜用量を増減して皮下投与する
が、増量又は減量は3µgずつ行うこと。
【薬理作用】
パロペグテリパラチドは、PTH(1-34)にリンカーを介してメトキシポリエ
チレングリコールを結合させたプロドラッグであり、皮下投与後、リンカー部分
が加水分解することにより、PTH(1-34)が持続的に遊離する。
PTH(1-34)及び主な代謝物であるPTH(1-33)は、内因性PTH(184)と同様にPTH受容体に作用し、骨組織からのカルシウムの動員や腎臓の尿
細管からのカルシウム再吸収の促進、小腸における活性型ビタミンD合成亢進を
介した間接的なカルシウム輸送の促進により、血中カルシウム濃度を上昇させ
る。また、腎臓のリン再吸収を抑制すること等により、血中リン濃度を低下させ
る。
【主な副作用】
注射部位反応(紅斑、内出血、発疹等)、頭痛、下痢、悪心、浮動性めまい、
体位性めまい、動悸 等
【必要な在宅療養指導管理材料加算】
注入器用注射針加算
【承認状況】
令和7年8月
薬事承認
1
総 - 8
保険医が投与することができる注射薬 7 . 1 0 . 1 5
(処方箋を交付することができる注射薬)
及び
在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案)
○
在宅自己注射指導管理料等の対象薬剤に係る運用基準(令和5年8月23日中医協総会
において承認)及び学会からの要望書等を踏まえ、以下の薬剤について、保険医が投与
することができる注射薬及び在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に追加してはどうか。
1.パロペグテリパラチド徐放性製剤
【販売名】
ヨビパス皮下注168µgペン、同294µgペン及び同420µgペン
【効能・効果】
副甲状腺機能低下症
【用法・用量】
通常、成人には、パロペグテリパラチドを、PTH(1-34)として1回18µgを
開始用量とし、1日1回、皮下注射する。以後、患者の血清カルシウム濃度の十
分な管理のもとに、1日1回6~60µgの範囲で適宜用量を増減して皮下投与する
が、増量又は減量は3µgずつ行うこと。
【薬理作用】
パロペグテリパラチドは、PTH(1-34)にリンカーを介してメトキシポリエ
チレングリコールを結合させたプロドラッグであり、皮下投与後、リンカー部分
が加水分解することにより、PTH(1-34)が持続的に遊離する。
PTH(1-34)及び主な代謝物であるPTH(1-33)は、内因性PTH(184)と同様にPTH受容体に作用し、骨組織からのカルシウムの動員や腎臓の尿
細管からのカルシウム再吸収の促進、小腸における活性型ビタミンD合成亢進を
介した間接的なカルシウム輸送の促進により、血中カルシウム濃度を上昇させ
る。また、腎臓のリン再吸収を抑制すること等により、血中リン濃度を低下させ
る。
【主な副作用】
注射部位反応(紅斑、内出血、発疹等)、頭痛、下痢、悪心、浮動性めまい、
体位性めまい、動悸 等
【必要な在宅療養指導管理材料加算】
注入器用注射針加算
【承認状況】
令和7年8月
薬事承認
1