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資料5 新型コロナ患者の自宅で の死亡事例に関する自治体からの報告等について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第82回 4/27)《厚生労働省》
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新型コロナ患者の自宅での死亡事例に関する自治体からの報告について
【具体的な死亡事例について】


家族や親族等に自宅で倒れているところを発見されるケースがあった。



陽性が判明したが、本人や家族の意思により自宅療養を希望するケースがあった。



コロナ以外の要因で死亡し、死後に陽性が判明するケースがあった。



救急搬送の搬入時の検査で陽性が判明するケースがあった。



自宅療養中に急速に重症化して死亡したケースがあった。



高齢であることや末期がんであることにより自宅での看取りを希望するケースがあった。



陽性判明後(軽症)に自宅の浴槽で溺死したケースがあった。



入院調整や宿泊療養の対象となるも、直後に死亡するケースがあった。



デイサービスで陽性者が発生したことから検査を受け、陽性が判明した直後に死亡するケースがあった。



本人や家族に電話するも応答せず、患者の状態の確認が翌日や数日後になるケースがあった。



自宅訪問するも応答なく、警察署に協力依頼を行うケースがあった。



本人の意思により医療機関での受診や検査を希望しないケースがあった。



陽性後の健康観察で無症状を確認したが、その後24時間以内に死亡したケースがあった。



入院勧告及び投薬を拒否したため、主治医や訪問看護による看取りも含めた経過観察を行ったケースがあった。



陽性判明後に主治医が入院不要と判断していたものの、数日後に死亡したケースがあった。



遺族から入院できなかったことや保健所からの連絡が遅いことに対する不満の声があった。



コロナの症状を既存の持病の症状と思い医療期間を受診せず、数日後に死亡したケースがあった。

【今後の対応】
○ 昨年11月に取りまとめた「全体像」に基づき、保健・医療体制を強化しながら、オミクロン株の特徴を踏まえ、自宅療養者が確実に医療を受け
ることができる環境整備が重要であり、自宅療養者に対応する医療機関や発熱外来の拡充、重症化リスクのある患者を対象とした経口治療薬
や中和抗体薬の迅速な投与体制の確保等の対応を実施していくことで、地域における医療体制の充実に取り組む。



今般の新型コロナ患者の自宅での死亡事例に関する調査を踏まえ、別紙の各都道府県の取組事例を横展開する。(別紙参照) 2